答えのないことに取り組むこと
ミニロボの改造に答えはないので、真似したらうまくいくとか、強い人のを真似したけどうまくいかなかったとか、そういうことはよくあることだと思います。
なので、「こうするといいよ」というお勧めをするのはとても難しいです。
「こうやってみたらどうかな?」という提案ならいくらでもできるのですが。
改造は試行錯誤(仮説と検証)でしかないので、公式パーツのように計算された性能や結果が保証できるものはありません。(保証はしてないか)
わりと考えているよりも複雑な要素が絡んでいるので、何か一つ変えても同じ結果にならないのがミニロボです。(だから面白いともいえるのですが)
電池横置きやキックプレートの穴あけも、セオリーではあるものの、それが答えではないということを示したくてあえて違う(みんながやらないような)改造をたくさんしています。
(良し悪しではないです)
もっと自由な発想で改造していいんです。
そして、原理原則やアカデミックな話にも興味を持ってもらえるといいなと思います。
なぜだろう?を疑問のまま置き去りにしておくのはもったいないので、納得できるまで考えたり聞いたりして次に進めたら、もっと改造も面白くなるのではないでしょうか。
ミニロボの改造は自宅でもプラザでも、わりと一人で行うことが多い?気がしていて、
ほんとうはもっとたくさんの人と会話しながらあーでもないこーでもないして進めるのがいいなと思っています。
なぜ改造するか(目的)、どう改造するか(設計)、どう加工するか(設計/実装)、どうだったか(検証/結果)
俺のミニロボだから全部俺が自由にやるんだというのはその通りなのですが、あえて周りに聞いてみて、もっといい答えを引き出してみたり、別の新しいアイデアをもらったり、
チームを組んでいるならなおさら!
チームメイトとたくさん話をしてもっとすごいチームになるために改造も練習もしてほしいと思います。
壊れるまで何もしない、負けるまで何もしないというのも正解です。 性能を維持することもなかなか難しいものです。
それでもあえてチャレンジしてみる、それが簡単にできるのもミニロボの面白いところだと思っているので、次の大会に向けて新しい目標を作って望んでみてはいかがでしょうか。
#そんな簡単な話ではないんですが
#挑み続けることこそが理想というものです