【最新版】志願変更・志望校変更の日時や方法は?神奈川県公立高校入試志願変更のルールと注意点を確認しましょう
神奈川県公立高校入試の場合、各高校の倍率が発表されてから、一度だけ志願する高校を変更できる仕組みがあります。
動画でも説明していますのでよかったらご確認ください。
2024年は、2月5日(月曜日)から7日(水曜日の正午)が志願変更期間となっております。各中学校においても締め切りの設定が違うと思うので、希望する方は確認しましょう。今年からネットで志願変更ができるようになったので少し楽になりました。志願変更したい場合は担任の先生に申し出ましょう。
なお、「志願変更したら不利ですか?」という質問をたまにいただきますが、これは誰もに与えられた権利なので、誰でも自由に使えますし、不利になることもありません。合否に影響することもありませんので、安心して志願変更してください。
なお、志願変更の一番多い理由は、倍率を見て「高倍率の高校から低倍率の高校へ志願先を変える」というものです。これも一つの戦略ですから、良い悪いはありません。
その場合の志願変更については、前もって「第一志望の高校の倍率が◯倍だったら志願変更する」と決めておくことで期間中にバタバタと焦らなくて済みます。志願変更が少しでも視野にある場合は、1月の模試の判定などを踏まえて、事前に保護者の方や先生と打ち合わせをしておきましょう。
ちなみに、定員割れした高校(倍率が1.0以下の高校)はよほどのことがない限り合格できます。これについては公立高校が定員割れしている場合って絶対に受かるんですか?への回答の記事でも詳しく説明しています。
それも踏まえて、志願変更をする上での注意点を幾つか挙げておきます。個人的な意見も含まれますので、御容赦ください。
最後は自分で決めること
志願変更ができるのはこれが最後のチャンス。変えたら二度と戻すことはできません。
倍率を見て志望校が「うわっ!倍率高い!」となっても、まずは一度冷静になって考えてみましょう。あなたの未来のこと。
あなたの人生は、「高校に入って終わり」というものではありません。むしろその先の人生のほうがずっとずっと長いのです。志願変更をすることがその先の未来でプラスになるのかどうか、改めて考えてみてください。
自分一人で決めるのが難しいなら、保護者の方や信頼できる先生と話をしてみるのもいいでしょう。ただし、最後は自分で決めること。それは、たとえ入学後に「思ってたのと違う!」ということがあった時にでも、他責にせず前向きに高校生活を送るための大事な方法です。
もちろん、誰にも未来のことはわかりませんから、沢山悩んで、その時点で自分が納得できる選択を心掛けましょう。その腹づもりがしっかりしていれば、志願変更も怖くありません。
倍率による志願変更は賭けのようなもの
覚悟を決めたあなたにちょっと揺さぶりを。
「高倍率から低倍率の高校へ志願変更した」はずなのに結局「変更先の高校も倍率が高くなった」ということがあります。倍率を見て考えることはみんな同じだったりしますからね。過去にもそういった事例が多く見られます。
もちろん、これを予測するのは難しいです。ですから、「そうなっても自分の選択に悔いを残さない」という覚悟を持って志願変更するようにしましょう。それであれば問題ありません。
倍率はあくまで倍率。高校入試では高めの2倍という数値も、裏を返せば2人に1人合格するということ。ここからは個人的意見ですが、倍率を気にしすぎるよりも、最終的には自分がきちんと目標点を取るという準備と意識を持つことが大切です。
志願変更は悪いことでも恥ずかしいことでもありません。堂々と胸を張ってすればいいです。ただし、自分がきちんと納得した上で志願変更をすることを忘れないようにしてください。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
どちらにせよ、覚悟を持って臨もうね。