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EQ5の集い in 米子市児童文化センター

2018.01.15 08:14

当会や近隣の星の同好会のSkyWatcher EQ5 GOTOのユーザが集まりました。

EQ5 GOTOは赤道儀、自動導入コントローラ、三脚まで付いて税込10万円でおつりがきます。

見た目や機械精度は値段相応ですが皆さん自分なりにオートガイドシステムやPCからの自動導入などで武装し結構使える機材に仕上げています。

「EQ5の集い」は、自慢のEQ5を持ち寄りさらなる高みを目指そうとするユーザの思いで開催されました。


これは鳥取天文協会の八木谷さんのEQ5。

三脚はビクセン、乗っている鏡筒はMORE BLUE D80mm/f500mm(F6.25)、三枚玉のEDアポクロマートです。



よなご星の会の塚田さんはステラナビゲータ10とEQASCOM EQMODで自動導入の実演中。

主に300mmカメラレンズで新星探索のための写真を撮っているそうです。



これは私、よなご星の会の古都のシステム。

SS-one AutoGuider + SS-one電子極軸望遠鏡です。

これ1台で極軸あわせ、オートガイド、カメラシャッター制御までこなします。

私はEQ5を持って出かけるときはPCを使いません。


八木谷さんのEM-11(参考出品)。

この三脚はEQ5 GOTOが買えちゃうくらいします。

赤道儀本体の重さはEQ5より少し重い程度ですが頑丈な三脚の組み合わせで剛性がとても高いです。


八木谷さんのMORE BLUE 80mmに興味津々。

このスペック(三枚玉EDアポクロマート)で12万以下とは....


参加者は八木谷(鳥取天文協会)、長谷川(松江星の会)、池口、塚田、安部、森山、笹尾、山田、古都。

最後に集合写真。

※写真に写っていない人もいます。


最後に

EQ5はお手頃価格で決してハイスペックではないですが工夫次第で写真撮影にも十分使えます。

追尾精度の足りない部分はオートガイドでカバーしたり、いい加減な極軸望遠鏡の代わりにカメラを使った電子極軸望遠鏡を使ったり。

そして躊躇なく穴を開けてパーツを取り付けたり気軽に改造できるのもお手頃価格のおかげです。


八木谷さんのコメントです。

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私は現在タカハシ製の、自動導入にはPCが必要な赤道儀を使用して観測や撮影をしています。自動導入はテレスコープトレーサーとステラナビゲータ10を、オートガイドはPHDガイディングを使っています。EQ5はパソコン要らずで自動導入可能、低価格が魅力で約半年前に購入しました。観望会などにはお手軽で威力を発揮してくれてます。200㎜望遠レンズもノータッチで追尾精度も満足できる撮影ができてます(お手軽を重視してますので、200㎜ 以上はまだ撮影してません)。しかし塚田さんや古都さんの様にオートガイドをされる方はモニター画面は必要となりますし、赤道儀の赤経赤緯の波長の大きさを確認できますので精度のよい使い方ができますね。安価で購入した後にお二人の様にフル装備して使うのもリーズナブルな方法ですね。

鳥取天文協会 八木谷祐一

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記 - 古都