能は「わかんないな〜」と思っていませんか?
能と言った瞬間、ほとんどの方が、知らないよ。能はわかんないよ。
という答えが帰ってきます。
いつからこうなったのかわかりませんが、
日本人であれば先祖のみなさんは能のことを知らない方はいなかったのではないでしょうか。
能は少し前(秀吉の時代ですが・・・)知らない人はいないくらいのものでした。
というのも、地方の大名の方々と話しをする時に方言がひどくて言葉がわからなかったから能を学ぶことを命じたとか。
聞いた話しによれば、参勤交代で訪れる方々の方言がまったく理解できないなどという題が起こったりしたことが原因だとか。
今で言えば、インスタやFacebookを知らない。と言っているようなものかもしれません。
知らないと言っているけど、その存在を知っていることってありませんか?
もしかしたら、ひいおじいちゃんは能の舞や謡をやっていたかもしれません。
そんなことをふと考えてみてると、能面などを見たことがありませんか?
謡も聞いてみると、なんか聞いたことがあるようなリズムだったり。
能の演目も、初めて聞くものではなく、知っていることってありませんか?
例えば、高砂、翁、道成寺。
なんか知っているそれ。となりませんか?
どんな物語かということはわかりませんが、
この漢字とこの発音は聞いたことある方は多いと思います。
実は、能のことを知らないと思っているだけだったりします。
能の演目や能面、言葉など意外に身近なものだったりします。
だんだんと面白くなってきます。
この面白いという言葉も実は能なんです。
そんなお話や謡や舞の教室も開催しています。
その他、日本伝統芸術文化財団Facebookにて様々なイベントを開催し紹介しています。
ぜひこれを機会に、思い出してみてはいかかでしょうか?
1日で能のことが理解できるという講座の開催もあります。
「いやでもやっぱり、難しいだろうな・・・」と思っている方へ
先祖の方々が間違いなく仕舞や謡をやっていたはずです。
だから、できないこともないし、わからないなんてことはまずありません。