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下垂足の現象とは?ここ注目してください!

2018.01.16 01:12

* 今日は下垂足について話してみようと思います。

普通<下垂足>という単語を聞く機会がほとんどないと思います。 では、説明してみます。 


下垂足症状が現れることになると足先の部分を自ら上げられなくなります。

正常的な歩行で足の甲を曲げる角度が10度くらいなりますが、 10度のせいで正常的な歩行が難しくなります。 

(普段下垂足の症状がみられる方はー10度~-20度くらい足の甲を曲げています)

 このせいで足を引きずりながら歩行をなさる場合が多いし、低い障害物にぶつかって バランスが崩れ転がることも多いです。 

この現象を補うために膝を非常に上げながら歩くパータン(1番ーSteppage gait)、足をぐるぐる回しながら前に歩く歩行(2番ーCircumduction gait)があります。


 ー1番のパータンは末梢神経の損傷の患者さんからよく発生するパータンです。

 ー2番の歩行パータンは脳卒中(脳梗塞、脳出血)などの疾患でよく発生します。 首足だけではなく膝まで強直のため凝ることになるからこういう形の歩行をします。


下垂足は疾患というより神経や筋肉が損傷されて現れる症状だと考えることです。 

つまり、下垂足を起こす原因が様々です。 

 多くには三つの原因があります。


1.神経損傷 :足の甲を上げる神経が損傷され、下垂足が現れる場合です。

 この絵のように腓骨神経が損傷されたら下垂足の現象が出ます。 

これ以外にも腰の手術をする途中に腓骨神経の上位神経が損傷されて こういう現象が出る場合もたまにあります。 

腰から出て足の運動及び感覚を支配する神経の一部が麻痺になって下垂足が出たりもします。


2.筋肉や神経の障害 : 遺伝的な障害、ポリオやシャルコー・マリー・トゥース病も下垂足を伴うこともあります。  


3.虫垂神経(ちゅうすいしんけい)の損傷 : 脳卒中(脳梗塞、脳出血)も下垂足が起こる原因の中一つです。 

また精髄の損傷、ALS、多発性硬化症で下垂足の症状が現れる場合も多いです。 


下垂足で悩んでいるのならここに注目してください! エイダーの下垂足サポーターです。