マスク着用時の熱中症のリスクを下げるには?
2022.08.05 00:00
本格的な夏到来。熱中症のリスクが高まることから、政府のマスク着用基準が緩和されましたが、3年近くにおよぶコロナ禍で定着したマスク習慣で、マスクを外している人はまだ少ないようです。
マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなり、熱中症のリスクが高まります。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
①暑さを避けましょう
・涼しい服装、日傘や帽子
・少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
・涼しい室内に入れなければ、外でも日陰へ
②のどが渇いていなくてもこまめに水分補給しましょう
・1日あたり1.2Lを目安に
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
③エアコン使用中もこまめに換気をしましょう
・窓とドアなど2か所を開ける
・扇風機や換気扇を併用する
・換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定
④暑さに備えた体づくりと日頃から体調管理をしましょう
・暑さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動
・毎朝など、定時の体温測定と健康チェック
・体調が悪い時は、無理せず自宅で静養
「熱中症予防×コロナ感染防止」(厚生労働省)をもとに株式会社クラスAネットワーク作成