二世帯の打合せ -Remote Compass-
先日、足立区にお住まいのS様からリモートでのご相談を承りました。
S様からは事前に「暮らしの診断シート」をご入力いただいておりましたので、
適していると思われるリフォーム会社を選定し、報告書を既にお送りさせていただいていた状態でした。
S様の今回のご計画は、奥様のご実家をリフォームして2世帯住宅とし、
ご両親と一緒に住むというものでしたが、
当日はご実家に皆さんがお揃いいただいており、皆様にご挨拶してからの相談となりました。
元々S様からは玄関も分離させる完全分離型の二世帯住宅というご希望でお伺いしておりましたが、
その後ご要望にも変化があったようで、玄関やキッチンを1つにするなど
既にご家族間での相談をしてくださっていた様子でした。
新築・中古に関わらず物件価格が上昇してきている昨今、
二世帯でのリフォームというお話は増えてきている傾向にあるかもしれません。
ただし、その分リフォームのご計画には、関わるご家族の数が増えますので、
意思決定をしていくのにも時間がかかったり、またご家族間での意見を調整していく必要が生じたりすることになります。
つまり、リフォーム会社にもプラン提案力はもちろんのこと、
ご家族の意見をまとめていく、コミュニケーション能力も必要になってきたりすることがあるのです。
今回S様のお父様が実は元々建築業界のお仕事をされていらっしゃっており、
お家への思い入れや丈夫に作ったという自信をお持ちになっていらっしゃるのがわかりました。
そういう意味では、リフォーム会社の担当者には十分な実績や経験があること、
そしてその上で上手に打合せを進めていくスキルも求められるように思われました。
S様にはご質問などにお答えをさせていただきながら、
報告書に記載させていただいた6社について、詳しくご説明をさせてもらいました。
その日はご家族がたくさんいらっしゃることもあり、あらためてご検討いただくということで
ご相談を終えたのですが、
その後、紹介のご依頼をいただくことができました。
ぜひじっくりと各社とお打合せをしていただき、ご家族皆さんが楽しく賑やかに暮らせるお家にしていただけたらと思います。
S様、リモートでのご相談、ありがとうございました。
Kousuke Kitamura