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モラハラの恐怖

2015.03.29 03:00

私は、心理学の専門家ではないので、このブログは正確な専門知識ではなく、

私の経験と独学で見てきたことです。ご了承ください。

 

モラハラ、やっと少しずつ明るみにでてきました。

モラハラ=モラルハラスメント

相手を言葉や態度で非難し罪悪感を感じさせ、

コントロールしようとするハラスメントです。

知名度とは裏腹にモラハラは私達の周りに、

それはもう~はびこっています。

 

具体的にはよく「あなたのためを思って」「常識ではこうなのに」

「かわいそうじゃないか」「やってあげたのに」「あなたはダメな人だ」

など、相手が落ち込むキーワードや態度を盛り込みながら、

罪悪感を感じさせ、自分のエゴを押し通すケースがあります。

表向き、もっともらしい、言葉や態度なので、タチが悪いのです。

 

三船美佳さんの話題で、モラハラがやっとTVやメディアで取り上げられ始めて、私は嬉しかった。

しかし、恐ろしいことに、様々な番組で報道する側の人たちが、

「こんなことって、よくあるよね。」といった感想を言っていたのです。

もうがっかり!! Σ(゜□゜;)ガーン!!

取り上げた上で、問題視されない恐ろしさ・・・

認知されていないときより、軽視されてしまいそうで恐ろしいと感じています。

 

モラハラは、心に傷を負わせる暴力なので、見つけるのが困難です。

そして、やっている本人にも自覚が無いことが多いです。

また、やっている本人も以前にはモラハラを受けていたことが

モラハラをする原因になっていることが多いのです。

彼らは、人との付き合い方の一つとして、モラハラという手段を身に着けているのです。

そして、更に恐ろしいのは連鎖することです。

 

モラハラを受けていて、せっかく気がついて逃げても、

きちんとモラハラの実態に向き合わないと、被害者だった人が次には、

モラハラ加害者になるという、恐ろしいことも多いのです。

 

簡単にいうと、部活で先輩が後輩に理不尽なしごきを行い、

翌年も、そういう流儀として、しごきをうけていた後輩が

次の後輩を同じようにしごく、という形に似ていると思います。

そうやって指導方法が、普通のこととして、受けつがれていくのです。

 

これが、親子間で行われると、その子育てしか知らない子どもは、

辛くても、人間関係とはそういうものだと思い、身につけてしまいます。

親をお手本に育児したり、周りと接する、というモラハラの悪循環が起きやすいのです。

カップル、夫婦、親子、職場、ともだち、どんな関係にもモラハラはありますし、

連鎖もします。パートナーからモラハラを受けて苦しんだのに、

自分の子どもにモラハラをする悲しいケースもあります。

 

もし、モラハラ被害の話を聞いて「そんなことあるよね。仕方ないよね」

と思う場合、要注意です。自分は被害者ではないか、加害者ではないか、

考えるチャンスだと思います。

私たちは、生きている限り、人との接し方、自分のあり方について、

丁寧に考え続けていかないといけないと思います。