お子さんは本音をちゃんと聞いています
人は会話をしているとき、言葉も聞いていますが、
その時に敏感に表情、声色、印象など
五感で、相手の本音をしっかり感じ取ります。
大人はストレスで鈍感になっている人も多いですが…
特にお子さんは、言葉の奥にある本質を感じ取り、
理解しています。
大人が、どんなに正当なことを言っても、
それが、どういう経緯で言われているか、
ちゃん見抜いて理解しています。
もし、お子さんがいうことを聞かないな、と思ったら、
ご自分の話したこと、伝えたい言葉は、
なぜ発したのか、どんな気持ちが根っこにあるのか、
考えてみるといいかもしれません。
「あなたの為を思って言っているのよ」
って言いたくなった時は、特に要注意。
「子どものためを思って言った」「あなたを思って言った」とか、
怒っている人がよくいうフレーズですが
怒ってるな、嫌だな、って事しか伝わりません。
八ツ当りじゃんか、と、単にウンザリして
この人から逃げたいとしか思わないですよね (-。-;)
こんな言い訳はしなくても、
本気で話した言葉なら、だいたい伝わります。
伝わらない時には、無意識に
こんな本音が潜んでいるのかもしれません。
「これを言った方がいい親っぽく見える」
「いうこと聞いてくれないと自分が困る」
「イライラするから、つい八ツ当り」
「自分も説教されたから、自分も説教したい」
「こんなこと言う私になりたい、演出」
これらの、思いが言葉の奥にあれば、
それがどんなに素敵な言葉でも、
この「思いの方」が相手には伝わります。
愛している、好きって綺麗な言葉だって同じです。
愛は本当にそこにあるのか、すぐわかります。
自分の思いは、丸見えだと思って生きていれば、
何にも怖く無いんです。どうせ見えているのですからw
これ、メールやラインも同じですよね。
みなさんも、嘘や、下心のあるものは、わかりますよね?
なにか違和感と、不快感が残りますよね?
無意識に出てしまう「心根」「本音」
たまに自分を見つめて、何があるのか
確認しておきたいものです。
綺麗なものばかりじゃ無いかもしれません。
でも、まずは、何を持っているのか認識して、
その気持ちに寄り添うことから、
自分を知って行くことが大事だと思います。
その気持ちだって、大切な自分の、かわいい一部なんですよ。