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ギフティッドの行動が発達障害と似ているケース

2017.04.30 16:52

ギフティッドは、発達障害ではありません。もちろん両方持つ方もいらっしゃいます。

原因は違うのですが、ギフティッドは発達障害と似ている行動をとることもあり、

誤解・誤診されることもあります。いくつかの例ですが、

お子さんをご覧になって、こんなこと感じたことはありませんか?

 

・非常に活発で、衝動的に動いて、じっとしていない、自分をコントロールできない。

もしかして、ADDかADHAかしら?

・一般的に思われる子どもの域を超えて、物事を深刻にとらえ、

道徳的、倫理的な問題を非常に気にしたり、哲学的な質問したりして、

非常に深く思い悩む。うつ状態かしら?

・いつも色々なものに熱心に興味をもって、バラバラに解体してしまう。

・とても賢いけれど、いわゆる常識と言われるものがない。
(目上の人に敬語を使わない、など)

・完璧主義で、自分自身や他人に、厳しすぎる。

 

 

ギフティッドのお子さんは、話し合い、理解され、納得することで、落ち着きます。

そのためには、お子さんのお話に 「心から耳を傾けること」です。

思いやりのある対話を 「彼らが欲した時に」することが必要です。

お子さんに教えてもらう、という姿勢が大切です。

まず、お話を聞いてもらえると安心するのは、私たち、大人だって同じですよね?

 

 

宇宙や政治のことなど、親が、解決・理解のできない大規模な問題について考えるお子さんも多く、

内容が高度で、大人でも理解できない時もあるかもしれません。

その時には、素直にそのことを認め、お子さんに詳細を教えてもらったり、

あるいは、もっとわかる人を探そう、など提案したりしながら、

いっしょにイマジネーションの世界を楽しんでみてください。

 

自分の考えを大切に思ってくれる人がいる、率直な気持ちで寄り添ってくれる人がいる、

と感じたら、安心して、また新たに素敵なアイデアが閃き、

彼らは自分で問題解決をする能力を伸ばします。

彼らは独自の思考、論理をもっているので、

一見、不思議に見える行動も、彼らの中では、筋が通っているのです。

 

「思いやりある愛情のこもった対話」がカギです。

ギフティッドに限らず、どんなお子さんの子育てにとっても、どんな人間にとっても、

もっとも重要なことですよね。

いっしょに対話を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

Yuko Orita and Yuko Lindemann
©Pollyanna