7/7 天秤座上弦の月

七夕はじめお節句を本来は旧暦で祝うものなんだとしたら、１ヶ月くらい後ろにずれ込む。

真夏のイメージよりは梅雨の頃くらいが風情があっていい。

しかし暦があれこれ交代してる間にも、地球の環境や気候は昔と大きく変わっているんだろうな。

「昔の暮らしに」とか「自然に還ろう」とかいうけれど、本来の自分はどこへいった？

上弦の月は1ハウス。まさに本来の自分自身というものを探し求めてるような配置。

スクエアの蟹座太陽は10ハウス。現状が幸せであっても不満があっても、今ある自分、今いる場所が本来なのだと言わんばかり。

チャートルーラー金星は双子座17°「知力の頭に溶けていった健康の頭」。

言葉だけ見るとよくわからないサビアン...物質的な頭脳から精神的な知能へ、という意味にも読める。でも健全な魂は健全な肉体に宿るというように、月とトラインする金星はより良い精神と心身との調和を理想に掲げているんだろう。

MC蟹座4°「ネズミと議論するネコ」には水星がコンジャンクション。

少し立ち止まって本能的な部分を深く理解しようとしてみる。

本当にそうしなきゃいけないの？

もっと違う目的や心地良さを選択できるかもしれないんじゃない？

十分に持っているはずの豊かさに気づいたなら、社会に分け与え還元していく方向へと、舵を切っていくとき。

その指針になるのは、ほかでもない自分の本当の願い。