Palermo(パレルモ)基本知識
イタリアの南、ブーツのつま先から列車ごとフェリーに乗ってメッシーナという都市からも入れますが、空港もパレルモやカターニャにある。パレルモは州都で便数も多いです。
シチリアは歴史的にちょっと特殊です。イタリアの中でも色んな国から侵略されて、その国の影響を強く受けてる。だからザ、イタリアっていうよりアラブやギリシャやはたまたゲルマンもフランスもそんな文化の形が残りつつシチリア文化になった感じ。そんな歴史背景で公共機関が自分たちを守れないなら自分たちで!と自分たちなりのルールで生活基盤を建てたのがマフィアの始まりらしいですが。わかる気もする。
これだけ狭い範囲に中東感やアフリカ感すらほんのり感じる場所はイタリアにはほかにない。教会やcatedral も元はモスクだったのをCatholic様式にしてるのが明らかで面白い。食べ物も豆料理やスパイスも多く、中東感もある。歩いていて一番面白かった街の気がします。
さて。パレルモ旧市内は1日で楽に歩ける大きさです。なんなら主要箇所だけなら2周できる。でも、私みたいに見かける小道全部入りたくなったり、階段登りたくなったり、教会でボヘーっとしゅたり、市場を何往復もしたい人は最低2日かけて欲しい。
今回は街の中心に泊まろうと思い、クアトロカントの十字路の真横のホテルに泊まりました。いいロケーションでした。まさに真ん中!
右側がホテル。
1月の初めから中旬まででしたが、21度の日もあれば雨が降って11度の日もあって。ヒートテック必須の日とTシャツに革ジャンで行ける日の差がすごかった。あと風がすんごい日もあって、中々面白い気候。
治安は普通。日本と比べたらダメですよ。普通のヨーロッパの国。置き引き、スリ、荷物運んであげるサギ、など、普通に気おつけて。観光客丸出しで、カバン開けっぱなしで、ミニスカートにヒールとか無しです、どこでも。石畳が多いので、ヒール無理ですし。私はいつものように、ジーンズに革ジャン、クロスボディのバッグにスニーカーでした。この時期なのか、わかりませんがアジア人は圧倒的に少ないので目立ちます。でも日本人観光客も数回見かけました。オフシーズンでも。
夜も晩御飯食べて、10時過ぎまでメインの通りを通ってなら歩けます。どうやらEUの観光都市指定を狙っているらしく、ツアリストインフォメーションセンターや警官の見回りに力を入れており、観光客にも優しくなっているみたい。でも、気は抜かないでくださいね。