Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

力を抜く練習

2018.01.22 22:15

力を入れろと命令し手をあげて下ろす。

力を抜けと命令して上げた手を下ろす。

同じ運動ですが疲れが違います。


下げることに意識を向けた運動は疲れが違います。

これが力を抜く力です。

思うだけです。

難しいことではありません。


一番重要なことは力を抜く力を使っていると疲れが少ないということです。

入れることと抜くことのバランスがとれているからです。

精神的な疲れが非常に少なくなります。

力を入れろと命令した時は疲れが積み上がっていきます。

力を抜けと命令した時は、疲れが積み上がっていかない。


力を抜くと意識した場合は、ゼロに戻りやすいからです。

ゼロに近づいて再スタートできるからですね。


力を入れる練習ばかりしていると力を抜けなくなってしまいます。

ウェイトトレーニングはその最も顕著な例です。

力を入れろ!!

入れろ!!

最大限まで入れろ!!


と筋肉を破壊し続けます。

同じことをしても力を抜け

最大限まで抜け!!

と命令すれば一度ゼロに近づくことができます。


筋肉は太くならなくても能力は高くなるでしょう。

総合的に筋力がアップします。

ゼロに戻る訳ですからね。


力を入れる!!

入れる!!

は疲れをためます。

入れた力を抜く。

素早く抜く。


素早くゼロにする練習をする訳です。

ゼロからスタートならゼロから100まで力が出し切ることができます。

しかし、力を入れろ。

入れろ。

と命令し続けていると元に戻っているつもりでも30%ぐらいしか元に戻らなくなります。

つまり30%から100%に行ったとしても70%の力しか出せてないことになります。

それじゃ~本来の筋肉を使ったことにはなりませんよね。

だから破壊するんです。


仕事も何もかも同じことが言えます。

頑張れ!

頑張れ!

は蓄積させます。

頑張ってから力を抜く

頑張らない。

努力しない。

力を抜くと思いながら仕事する。


そうすればゼロに近づく。

つまり力が出るようになる。

これで力の均衡が保てます。

頑張り過ぎているから緊張しているだけです。

でもどこを頑張っているのか気づいてない。

肩の凝りも足が頑張っているから起こっている可能性もありますよ。

それは全身を意識する必要があります。

それに注意を向ける必要があります。


難しくはありません。

頑張ることが普通なだけです。

ああ~手放せばいいのかと理解してしまえば簡単なことです。