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色彩

人生2周目〜ツイステの世界でやり直し〜㉕

2022.07.02 05:23

第二十五章〜自由な心〜


ピーちゃんは、俺に口酸っぱく言った。

「いいか!なにがあっても飛び出すな!

見てろよ!!」

「言われなくても…。」

「今のオマエ、スゲー不安!」

ムッ。そんなに冷静じゃなかったか。


「他の奴らも、魔法封じられるの怖くて言い出せないけどこんなのおかしいと思っているんだろ!?」

エースが周りに聞くが、誰も答えない。

だがー。

「ほんとうになー!!ありえねーわ!!」

「なっ!?」

寮長が震えながら聞く。

「…今、なんと?」

「ありえねーって言った!!」

「…首を刎ねられたいようだね?」

「勝手にしろよ!俺は怯えながら生きていく事が当たり前だって思っていたけど!

バカが言うには「自分に嘘を付きたくない」だそうだ!バカらしくて笑っちまう!

けど、今の自分を偽っているよりはマシだ!なぁ!オマエら!」

「えっ!」

「このままでいいのか?自分の心に嘘をついていてさ!」

ハーツラビュル生は、顔を見合わせて言う。

「…やだ。」

「ん?」

「イヤだ!こんな事もう!!」

「俺も!!」

ざわめきは、大きくなりついにはハーツラビュル生のほとんどが反逆した。

…ピーちゃん、キミは。

本当は寮長が怖いだろに。それでも、勇気を出して寮長に反発した。だから、全員の心に響いたんだ。「勝手にしろよ!俺は怯えながら生きていく事が当たり前だって思っていたけど!バカが言うには「自分に嘘を付きたくない」だそうだ!バカらしくて笑っちまう!

けど、今の自分を偽っているよりはマシだ!なぁ!オマエら!」

「えっ!」

「このままでいいのか?自分の心に嘘をついていてさ!」

ハーツラビュル生は、顔を見合わせて言う。

「…やだ。」

「ん?」

「イヤだ!こんな事もう!!」

「俺も!!」

ざわめきは、大きくなりついにはハーツラビュル生のほとんどが反逆した。

…ピーちゃん、キミは。本当は寮長が怖いだろに。それでも、勇気を出して寮長に反発した。だから、全員の心に響いたんだ。

ハーツラビュル生のざわめきは広まり、寮長に挑発を仕掛ける。

「首を刎ねてみるか?」

「そうだ!やってみろ!」

「心は、縛れない!」

こうなれば、止められないだろう。

何故なら彼らは、操り人形から解放された。寮長は呆然と立ち尽くしていた。だがー。

「『首をはねろ!』」

そう言って、反逆したハーツラビュルの首を刎ねた。

「ぐっ!」

「…やはり、ルールは必要だ。

小さなルール違反が大きな問題に発展する。

今回の様にー。やはりお母様の言う通りだ。

お母様の言う事は、絶対なんだ…。」

その姿は、まるで母親に怯える子供の

様でー。

「寮長、何故そんなに怯えているのです?」

「なにを…。」

「あなたは、ずっと「お母様の言う通り」や「お母様の言葉は絶対」と繰り返している。…まるで母親に怯えている様だ。」

「なにを言っているんだ!お前にー。」

「分かりますよ、だって俺も寮長と同じ様に叔母さんに迷惑をかけないようにウソをついて、生きてきたから。」

「えっ?」

叔母さんは、いつも怒っていた。だから、叔母さんを怒らせないようにはやく帰る、虐められている事は話さない。

…そうやって偽ってきた。

「…俺にも叔母さんがいて口癖が、「遅い、どれだけ迷惑かけるの?」ですから。

…俺本当はね、時間なんか気にしないで自由にしたかったんですよ。」

「…それは。」

「寮長も、自分の心に嘘をついてませんか?」

「!!」

「嘘を付かないで、少しぐらい素直になってもー。」

「…まれ。」

「えっ?」

「だまれぇぇ!!」

寮長は、ユニーク魔法を仕掛けてきた。

あ、これは避けられないな。

黙って運命を受け入れようとしたがー。


「させないだゾ〜!!」

そう言ってグリムが前に飛び出して来た。

「グリム!?」

「うっ〜!!予想より最悪なんだゾ!!」

「たっく、相変わらず無茶しやがる。」

「そんなユウを支えるのも僕達の役目だろ?」

「エース、デュース…。」

また助けてくれた、なんで…。

「エース、どうやらユウは助けられた理由が分かってないみたいだ。」

エースは、溜息を吐いて言った。

「…ほんっと!鈍いな!アンタ!」

そんな事、言われても…。

「…アンタは、ハッキリと言わないと分からないタイプなのは分かった。だから言うぞ。ダチ助けるのに理由はいらねーんだよ!!」

…ダチ、友達?俺とエースが。

だってエースは俺の事嫌いー。

「あー!本当腹立つ!

ダチって言われた理由もどうせ分かってないんだろうが!」

「うん、ごめん。」

「これは重症だぞ、エース。」

「ありえないんだゾ。」

なんか、みんなに呆れられている?

「しょがーねな!アンタのそのどうしようもない鈍いところと付き合ってやるって言ってんだよ!ユウ!」

…今、ユウって。

「やっと素直になったか。」

「遅いんだゾ。」

「ウッセ!デュースにグリム!」

「グリムもやっと名前呼びか。」

「様をつけるだゾ!」

「調子乗ってんじゃねー!!」

…なんか凄く賑やかになった。

ううん、違う。エース達がいるから楽しいんだ。あんまり分からなかったけど。


「…最後の懺悔は、終わったか?」

寮長が挑発して来た。

俺はそれに対して、堂々と言う。

「いえ…済んでません。」

「なに?」

「だって懺悔する理由ないです。」

「ふ、ふ、ふふふ。」

あ、怒らせちゃったかも。

謝るかな、寮長に。

「すいー。」

「わー!!」

「余計に拗れる!!」

エース達が全力で止めてきた。

「えっ?なんで?」

「地雷踏みそうだからだよ!」

「地雷?持ってないよ。」

「違うっつーの!!」

寮長の顔を見るとー。うん。めっちゃくちゃ怒っているな。

「『首をはねよ!!』」

めちゃくちゃ凄い勢いで、飛んでくるユニーク魔法に避けれないと思っていたがー。


「『薔薇を塗ろう!』」

その声がしたら、寮長のユニーク魔法は打ち消された。

「えっ?」

「なっ!」

「フナっ!?」

…驚いた、トレイ先輩の魔法は汎用性が高いと思っていたけど寮長のユニーク魔法を打ち消すなんて。

けど、寮長は驚いていたようだった。

「…トレイ、ずっと隠していたのか?この力を。」

トレイさんは、観念した様に言った。

「…ああ、ずっと言ってなかった。

リドルには思っていたけど言わなかったこともある。…けどユウ達をみて違うって

感じた。」

「トレイくん…。」

「俺はー、」


「だまれぇぇ!!」

そう言うと、寮長は魔法を連発して暴れ始めたので全員で、寮長の魔法が当たらない場所に隠れた。

「…ねぇ、魔法はイメージだよね?

跳ね返せないかな?魔法?」

「…やってみよう。

「トレイ先輩?」

「俺のユニーク魔法で、「跳ね返す」を追加してみる。…全員にかける。」

「時間は、短時間。

その間に決着を着ける必要がある。」

「…ああ。」

トレイさん、暗い顔している。やっぱり寮長がああなった事気にしているんだろうな。

「トレイさー。」

「俺さ、リドルが横暴になっていても止めないでその場を諫めるだけだった。…リドルをみておくとか言いながらこのザマー。」

「それは違います、クローバー先輩。」

「えっ?」

「先輩は、後悔している。なら自分の悪い部分も理解しているって事だから。」

それってー。

「ユウが教えてくれたことだ。」

そう言って、デュースは微笑んだ。

トレイさんは、驚いたような顔をした後に話し始めた。

「…そうか、俺の実家はケーキ屋でな。」

「マジ!?」

「あ!だからあんなにタルト作るのうまかったのか!」

「…近所に住んでいるリドルを誘ってよく遊んでいた。」

「マジで!寮長と幼馴染だったのかよ!」

「と言うより、ユウは驚いてないしとっくに知っていたみたいだな。」

「うん。」

「「言えや!!」」

「言うんだゾ!!」

「あはは〜、面白いぐらい息あっているね〜。」

「まぁ、言っても良かったけど人には言いたくない事とかあるだろうし、本人が話すまで黙っていることにしたんだ。」

「ユウちゃんらしいね〜。」

「…まぁ、しょうがないか。」

デュースは、続きを待っている様だった。

「だが、ある時リドルにイチゴのタルトを食べさせたいと思って連れ出したら、リドルの母親が指定している時間をオーバーしてそれ以降、リドルに会えなくなった。…学園に再会したときは驚くぐらいルールにこだわっていて…。俺があの時連れださなければって考えて、リドルになにも言えなかった。」

「こっわ!!時間オーバーしただけでってどんだけだよ!」

「…だから、寮長はルールにこだわっているんですね。ルールを破ったら、もっと酷い目にあうと。」

「…ああ、だから強く言わないで

そのままでー。」

「…言っても、いいですか?」

「な〜んか嫌な予感がするんだゾ。」

トレイさんは、覚悟していた様で小さく呟いた。

「…どうぞ。」

「トレイさんって、甘いだけで優しくないですよね。」

「バッ!!」

「ユウ!言っていい事と悪い事があるぞ!」

「ユウちゃんって、意外とキツいよね。」

「…理由を聞かせてくれ。」

頷くと、理由を話し始めた。

「だって、寮長に「ダメ」ってこと言ってませんから。本当に優しかったら自分が傷付こうが怒ります。なんにも言わなかったのは、無関心って言われてもしょうがないですよ。」

「キッツ〜!オレ、たまにユウが怖いんだが。」

「それは、同感だな。」

失礼じゃない?みんな。

「…そうだな、ユウの言う通りだった。本音で話すべきだったな。」

「そうだね〜、でもオレもトレイくんに思うことあったのになんも言わなかったし〜、同罪だね!!」

今回のハーツラビュルの件は、寮長だけの所為ではない。

周りの影響もある。

「…そうですね、寮長だけのせいじゃない。

トレイさん、ケイトくん。2人にも責任があると思います。」

「…うん。」

「…だな。」

「だからこそ、寮長と話さないといけない。

その為にはー。」

「やるか!」

「だね〜!」


そして、俺らにトレイさんは向き合うとー。

「『薔薇を塗ろう!』

…時間は短時間しか持たない!頼んだぞ!」

トレイさんは、おそらくー。

「…魔法で、俺らが寮長と対峙している間に寮長に近づき話をするつもりですか。」

「ああ。」

「ハッキリ言ってかなり難しいですよ?

寮長は、今頭に血が昇っているし。」

「それでもやるさ。」

なら、寮長のことはトレイさんに任せよう。

作戦は決まった、後は寮長にぶつけるだけだ。