電子マネーを使ったら。
電子マネーを使っているあなた。
予算の管理、お金の管理で悩んでいませんか?
片付け家計であなたの悩みを解消する、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
袋分けで家計管理をしていると、電子マネーにチャージしたとき、「どうやって家計簿につければいいのかな?」と困ったことはありませんか?
いろんな電子マネーがありますよね。
チャージしたお金で、電車に乗るかもしれないし、食料品を買うかもしれない。あるいは、日用雑貨を買うかもしれませんよね。
そうするとチャージするお金は、「交通費」「食費」「雑費」
何費を使えばいいのよ~。と頭の中が混乱しませんか?
またチャージした金額を全部使い切るとは、限らないですよね。電子マネーに残っている残高と、手元の現金。両方合わせて「雑費の予算」こんな管理方法は、面倒で続かないと思いませんか?
もっと簡単に「電子マネー」を管理する方法をお伝えしますね。
電子マネーの管理には「予備金庫」
それは「予備金庫」を使う方法です。
※予備金庫ってなに?という方は、予備金庫については、こちらの記事で詳しく書いてあります。
電子マネーにチャージするときは、予備金庫のお金を借りてチャージします。チャージした金額は家計簿の「予備金庫現金出納」の欄で支出管理しましょう。
電子マネーで精算したときは、家計簿に記録するときは、現金で支払ったように記入。それぞれの使った費目から現金を「予備金庫」に戻しましょう。使った分だけ返すのね。こうすれば、袋の中の現金と予算は常に一致。
電子マネーに残っている残高は、予備金庫から預けているので面倒な計算は不要ですよ。
使い方の注意点
電子マネーでの支払いは、小銭も不要でカンタンですよね。その分クレジットカードと同じで「お金を使った」という感覚が薄いと思いませんか?
チャージしてあるから、使ってもいいんだ。と。
電子マネーにチャージしても、お金を使うときの目安は「家計簿の予算」です。予算が残り少ないときは、電子マネーに「残高が残っていても使わない」という意識が必要。
なんどもチャージするのは面倒だから「とりあえず1万円チャージ」と、一度に預け入れしたくなりませんか?
Suicaの上限は20,000円。ワオンの上限は、限度額を引き上げると50,000円。これだけお財布に入っていると気が大きくなるのと同じ状況ですよね。初めから目的があって高額をチャージするのは問題ありません。
残高があるとついつい使いたくなってしまう方は2~3,000円ずつ、その都度こまめにチャージしませんか?
その方が使いすぎにブレーキがかかりますよ。「いつまでに、いくら使えるのか」予算を把握していることが黒字家計のカギですから。
同じ理由で「オートチャージ」はおススメできないのです。予算管理が難しいのと、お金の流れが少し複雑になるからです。
今日のまとめ
●電子マネーにチャージしたときは予備金庫を活用する。
●使ったその日に、家計簿に記録する。
●必要な分だけ小まめにチャージがおススメ。
電子マネーを使っても、家計の予算をしっかり守れるように、家計管理を楽しみましょうね。