§2 棒ノ折山(棒ノ嶺) 969m レポート。
毎月1回は山へ修行に。今月の山も前日の夜に発表となりました。急遽が好きなので、直前がいいですね。
2回目の登山は、「棒ノ折山(棒ノ嶺)」といって、飯能にある山。高さ969m。登山の所要時間は5時間だそうです。初級とも書いてあるし、中級とも書いてありました。
前回が、419mで所要時間は3時間くらいでしたから、一気に2倍に?! しかも梅雨の中休みの猛暑日ということで、お天気は快晴なのでいいのですが、暑さに耐えられるかどうか? 帰りには「さわらびの湯」という天然温泉もあるそうです。
【アクセス】
午前5:55に起床し、6:40頃家を出ました。そして、池袋発の「ちちぶ5号」に乗って、38分で飯能へ。特急電車の内装がイエローで、イエローコーディネートの私とまるかぶりで笑えました。(笑)
飯能発8:30発のバスは、立っている人も出るほど混んでいました。バディーが先にバスを待っていてくれたおかげで座れました。45分乗車し「さわらびの湯」下車です。
さわらびの湯のバス停から、有間ダムの橋を通り、アスファルトの道を歩いて登山口があります。登山口に入る前に、駅で買った照りマヨチキンパンで腹ごしらえ。すでに汗だくです。
■9:48 登山口
登山口からいきなり上り坂が続きます。山の中に入ってしまえば、木漏れ日になるので、今回も日焼けの心配はなさそうでした。
登山しにきた感をいきなり感じました。これからさき、どんなコースが待っているのやら。
やがて、小川が流れる林の中を歩いていきました。水の流れる音は爽やかですが、それなりに暑いです。あまり風も吹いていませんでした。しかし、「暑い!」と声に出すとますます暑くなるので、無言で歩いていきました。
先を見ると、ずいぶん傾斜があるところを登らなくてはならないようです。慣れている人たちは、余裕でサクサク登っているようです。最初のほうなので、アドベンチャーな要素も楽しめる余裕もありましたが!
■10:20 沢登りはじまる
さて、ここから名物の沢登です。岩に手をつけないと登れない!1歩1歩足元を確認しながら、登っていきました。
結構な急斜面です。
足元には清流が流れています。触れると冷たくて気持ちがいい!100均で冷感タオル買っておけばよかった!
みなさん、慎重に沢を登っていきます。
こうなると、水をはじく登山靴でないと、相当キツイことになりそうです。登山靴ならば水が入らないですし、靴底が滑り止めにもなりますので、1歩1歩確実に踏み出せば、どうにか大丈夫でした。途中、岩にへばりついたりしながら、難所を潜り抜けました。
天然のアドベンチャーワールド。マイナスイオン充満&絶景に癒されながら、スリル満点でした! 聴こえてきた声によると、いつもよりも水量が多いようです。梅雨だからでしょうか。約20分間の沢登を体験できました。
2回目の登山もほぼ快晴。新緑と青い空が美しい。
頂上までの1時間半は、心臓破りの急登など、スパルタな登山道となりました。相変わらず、時計で時間を確認しないで1歩ずつ進みます。どうせ頂上に着くのですから、余計な心配ごとはストレスになります。水を飲むために止まる以外、休憩せずに淡々と登っていきました。慎重に登らなくてはならないため、セルフィーで撮影できなかったですね。Go Proをそのうちレンタルしてみようと思います。
■12:00 棒ノ嶺 山頂到着
2時間20分で山頂に到着。ガイドブックに書いてある所要時間通りだったようです。初心者ですし、結構ゆっくり上っていたんですが、この速度がガイドブック基準ということで、淡々と1歩ずつ進めば、確実に着くという自信になりました。
頂上では、ゆでたまごとおにぎりと麦茶です。猛者の皆さんは、ビールを持ってきている人とかもいましたね。頂上は広いので、たくさんの人がランチをとっていました。
■下山 12:44
下山は、木の根っこが這う林道が続いていきました。傾斜もありますし、1回目の登山の5倍くらいの負荷を感じました。沢を通らないルートとなり、別の道になります。
この岩の左が帰りの道になっていました。ここからが、木の根がひたすら続く下りです。途中野生動物のフンが落ちていたので、クマが寄り付かない鈴をバディーが装着しました。
慣れているバディーはサクサク進んでいきます。たまに、走って横切る強者がいたり。もっと楽に下れる境地があるんだということです。それを目指したい。途中水を飲んで止まる以外、休憩取らずに2時間ぶっ通しで下り続けました。
初心者にはかなり難所かと思います。脚をどこに置くかを考えなくてはならないし、身体の使い方にも慣れていません。でも、無理に頑張ろうとすることは脳に良くないので、がんばらないでいかに下るか?ということを考えて、気力より、脚力に頼るようにしていきました。それに、私よりも年上の人がたくさんいるのですから。体力はあるはずです。
しかし、すごい顔しています。(笑)私は山の中に入ると、鼻がでるということに気づきました。前回の山でもそうだったのです。くしゃみが出ないのでアレルギー性ではなく、寒暖差だったり、運動によって体温が上がることで生じたり、自律神経がどうのこうのとかで、そういう症状で悩んでいる方は結構いるらしいと、ネットで調べてわかりました。口呼吸しかできないのは、結構辛いんですよね。次回は、小青滝湯を飲んで登山してみようと思います。
■14:40 ゴール~さわらびの湯
さわらびの湯に寄りました。下山したばかりなのに、さわらびの湯へ向かう道は50メーターくらいの上り坂になっており、そこが一番きつかった。(笑)
満員のため入場制限していましたが、10分くらいで入れました。ものすごく手入れの行き届いている天然温泉でしたね。ありがたいです。温泉で足をもみほぐしたりもできたので、すぐにリカバリーできました!本当に温泉があってよかったという感じです!
またバスで飯能へ戻り、特急で池袋へ。バスと電車の中では、せっせと動画の編集をしていたので、あっという間に着きました。夕食時でしたので帰りがけに、銀座あたりで両親と中華を食べて、山の話を早速シェアすることもできました。トマトタマゴ炒めが最高においしかった!
今回は標高差は700m以上、5時間の山登りなので、流石に筋肉痛になりましたが、ズキズキ痛むほどではないです。次回までの課題として、毎日のジムのマシーンの負荷を上げて、疲れない脚も作りたいですし、登山のコツも知っておきたいと思います。
こちらが動画です。3分ほどにまとまっています。
次回はどこの山になるのか? また前日までミステリーです。(笑)