学習に隙を作るな。
2018.01.17 15:58
点数を取りにいくという時に大切なことは、
決して隙がない学習を、”家で”できてかつ、
それが習慣化していることです。
ー「1問くらいミスってるっていうのを
君は一体どう考える?その1問って
重要ではない1問なのかね?
これまでそういう1問がいくつあった?
その問題の重要性を無視しようとする態度が
これまでの微妙な点数への布石だろう。
それでいいと、今君が思って帰るならば、
俺は成績が伸びるとは到底思えない。」
真顔で説教をし続けます。
こんな説教をされているのは、
来年度受験に突入する中2の学年です。
また別の子はこう言われていました。
ー「解けない、書けないって問題が多いほど
つまらないものはないだろう?
今回こんなに単語の意味が書けない
問題集の演習をして、何か間違ってると
思わなかったのかね?
インとアウトをくっきり分けて。
問題集に取り組む前に、しっかりインの時間をとって。
惰性で学習をしてはいけないんだよ。
確かに致遠館は忙しいかもしれないが、
だからといって大切なことが変わるわけじゃない。
いきなり解くな。まず教科書をよく読んでインプットしな。
問題集演習なんて、全部○になった方が楽しいに
決まってるじゃん。やるなら楽しい演習の時間にしよう。」
隙だらけの学習はすぐに指摘して、
根本的な思考から正していきます。
中学部の基本的な考え方として、
自分で勉強して私から指導することは何もない、と
そういう次元になって初めて
私が本当にやりたい授業が成立すると
思ってやっています。
まだまだこの子たちにはもっと先を指導するためには
足りないところを補ってもらう必要があります。