優しく挟んで

僕の間違いを

傍らで優しく諭してくれる君。

君に優しく挟んでもらっていたから

僕は僕でいられたんだ。

当たり前のような関係だと思っていたけど

思えば長い付き合いだよね。

ほかの誰かで済ませるなんて

なんだか僕にはできない。

僕は君なしじゃ

とんだ音痴野郎だよ。

君が心もとないことになってるのに

僕はそれに気づかなかった。

ごめんよ。

だれか

僕のチューナーの

クリップの部分が

どこに行ったか知りませんか。