夏越の大祓
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今日は6月最後の日。
一年の折り返しを目前に、各地の神社では夏越の大祓が行われる日です。
半年の穢れを払い、この先半年の息災を祈る神事で、6月30日に行うものを「夏越の大祓」、12月31日に行うものを「年越の大祓」と呼ぶそうです。
茅の輪くぐりや人形を川に流すといった風習を体験されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
暑い季節と寒い季節の盛りを前に、災いや病魔を退け、無病息災を祈念したのかもしれないですね。
明日から7月がはじまり、今年もいよいよ折り返しにはいります。
特別な神事ではなくても、今年の前半をふり返り、後半の道筋を見つめ直すにはいいタイミングです。
「穢れを祓う」を日常語に言い換えると、「身の回りをきれいに整える」と言えるかもしれません。
身近な場所や自分自身をあらためて整えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、自分の身を置く環境、自室や寝室、職場のデスク等は片づいているでしょうか?
散らかっている場所は目に入る情報量も雑多で多くなり、脳のリソースを消耗してしまいます。
邪魔するものが多いと作業や動線が中断されやすく、動きだけでなく考えもぶつ切りにまとまりにくくなってしまいます。
日々のルーティンに忙しく過ごしているうちに、身の回りや頭の中がごちゃついてきたように感じられたら、この機会に整えておきましょう。
不要なものを処分し、動きやすく居心地よく整えることで、落ち着いて考えられる環境にすることができます。
この半年をふり返るにも、この先の半年について考えるにも、落ち着いて取り組める環境は大切です。邪魔をするものを取り払い、身近な環境を整えて、明日からはじまる今年の後半もよい流れをつかんでいきたいですね。
かしこ