ZIPANG TOKIO 2020「for Good 津山展Tsuyama.area × icon 2018」 OZONE にて開催のご案内
【津山の市章】 旧津山藩の槍印。参勤交代に親藩松平家の威勢を示したもので、昭和7年に、これをかたちどって市章に制定した。俗に「剣大(けんだい)」という。
作州牛と作州絣 津山市を中心に作州一円で今も作られている民芸品、郷土玩具。
津山では伝統が継承されながら、さらに新しい技術とアイデアが生まれている。
桐の木水車 昭和11年に建設され、津山の優れた景観として、平成6年には津山ふるさと景観奨励賞受賞。
かつて五層の天主がそびえていた津山城。今も残っている見事な石垣から、その壮大な往時の姿を想像することができます。明治の廃城令で建物はすべて取り壊しになりましたが、2005年に城内最大規模の櫓、備中櫓(びっちゅうやぐら)が復元されました。
「三成に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」「家康に過ぎたるものが二つあり 唐(から)の頭(かしら)に本多平八」そして、津山藩の過ぎたるものとうたわれた「備中櫓」は、当時60棟もの櫓(姫路城は61棟)が巡らされていた。現存すれば世界遺産に・・・
津山市の花は「さくら」と「さつき」
津山の歴史の表舞台として、歴史ロマンを見続けたかつての名城は今、人々の憩いの場所として四季折々の美しい姿を見せています。春には約1,000本のソメイヨシノがまるで雲海のように咲き誇り、西日本有数の桜の名所となっています。
ライトアップされた夜桜を眼下に見る風景も幻想的です。新緑、紅葉、雪景色、と季節ごと艶やかな姿で心を潤してくれる場所です。
津山の春の風物詩、「津山さくらまつり」県外からの来訪者で賑わう。
津山市の花さつき
洗練された美を感じる「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」
衆楽園は、津山藩2代藩主・森長継が明暦年間(1655-1658)に京都から作庭師を招いて造営した近世池泉廻遊式の大名庭園です。
元禄11年(1698)に松平家が藩主となって以後幕末までは、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」、または藩主の私的な別邸として使われ、明治3年(1870)に「衆楽園」と命名、一般公開されました。
この庭園は京都の仙洞御所によく似ており、島の配置や水面に映る島影の美しさ、四季折々の樹木の枝ぶりにも、洗練された美を感じることができます。
17世紀の初め、後水尾天皇が上皇となられた際に造営されました。
御殿は1854年に焼失したのを最後に再建されませんでしたが、庭園・茶室などが残っています。
「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」は、庭園の大半を池が占める。
春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色。
季節ごとに調和の取れた美しさで、市街地の中にありながら園外の喧騒とは離れた幽玄な世界を醸し出しています。
平成14年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定。
大名庭園としての国の指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県下で2例目です。
「for Good 津山展Tsuyama.area × icon 」
岡山県は「檜(ヒノキ)の生産量日本一」として知られるように全国有数の木材産地です。なかでも県北部に位置する津山地域は西日本有数の木材集積・加工地として発展してきました。また、城下町としての歴史的背景が木工技術の発展と継承を推進し、現代に優れた「匠」を生み出しています。
本展は木工の「匠」が生み出した家具・木工製品を一堂に集めて紹介し、来場者は製品に触れながら作り手(*)との会話を楽しめる双方向の展覧会です。作り手と使い手が対話を通して自分だけの家具づくりや独創的なコラボレーションのきっかけとなるような企画です。
(*)…出展者(作り手)の都合により、一部不在の場合があります。
また、(一社)日本インテリアコーディネーター協会(会長 村上英子)による「テーマ展示」では、津山の製品を使い、インテリアのプロフェッショナルがコーディネートした創造的な住空間を体感できるように展開します。
※展示内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
展示内容
▢企業展示
城下町 津山の匠のDNAを受け継いだ家具職人や木工企業7社が丹精込めた家具や建具などの製品を紹介。木の香漂う会場で作り手(*)との会話をお楽しみください。
(*)…出展者(作り手)の都合により、一部不在の場合があります。
▢テーマ展示
出展7社の製品や津山産の逸品を使い、日本インテリアコーディネーター協会が創造的な住空間「se・i・re・n 津山テイスト」を提案します。
出展者
▢アーツ&クラフツビレッジ(家具/糸紡ぎ実演)
アーツ&クラフツビレッジは岡山県北で 山間部の廃校になった小学校を再利用し 木工や染織など、手仕事の工房として 活用しています。 自然に恵まれた環境を生かし、循環可能 な暮らし方を学ぶ田舎の学校(ルーラル スクール)も開催しています。
お問い合わせ
アーツ&クラフツビレッジ〒709-3407 岡山県久米郡美咲町中3090
TEL&FAX 0867-27-3733 E-MAIL arts-crafts@cyerry.net
▢株式会社 イマガワ(建具)
お問い合わせ
株式会社 イマガワ 〒708-1126 岡山県津山市押入895
TEL.0868-26-5666 FAX.0868-26-5788
▢KITAWORKS(家具)
岡山県北部の津山市に、鉄工所と木工所、ショールームを備えた工房で家具を製作しています。
定番家具から特注家具も対応しています。
ショールームにお越しの際は、前日までにメールをいただくか、 当日の場合はお電話にて ご連絡いただけますと幸いです。 お問い合わせは、メール、FAX,お電話にて受付いたします。 使用用途、サイズ、ご予算をご連絡いただければ、 お見積り 後、デザイン案などの詳細をご提案いたします。
お問い合わせ
K I T A W O R K S
〒708‐1125 岡山県津山市高野本郷1273-1 TEL 090-3375-7165 FAX 0868-26-4916
▢株式会社 すえ木工(家具)
株式会社すえ木工は、昭和20年創業の老舗家具メーカーです。 国内生産にこだわり続ける理由、それは気持ちのこもった家具をお客様にお届けするため。 確かな技術を生かした細かいサービス、迅速な対応。 お客様にご満足頂ける商品を製造し、社会に貢献するために「Made in Japan だからできること」を追求します。
壁面収納とは…?
壁面収納はインテリアコディネートの基本となる家具
壁面収納Materia3がヴァージョンアップして新登場。
リビング、ダイニング、子供部屋、寝室、書斎・ ・ ・。
多彩なバリエーションのアイテムと、
天井や梁への独自の対応で、
思い描いた理想の収納が実現します。
お問い合わせ
株式会社すえ木工 〒708-0861 岡山県津山市八出244-1
TEL/FAX:0868-23-4481/0868-23-4483
▢株式会社 津山銘木(家具)
木のある豊かな生活を。日本の誇る銘木の素晴らしさを伝えていきます。
木のある豊かな生活を。日本の誇る銘木の素晴らしさを伝えていきます。
制作実績
お問い合わせ
株式会社津山銘木
〒708-0883 岡山県津山市一方221-9
TEL:0868-23-5638 FAX:0868-23-5601
▢ヨネモノ(家具)
木工の夫と、椅子張りの妻が営む小さな工房です。
おおまかに分けて
「オリジナル家具や小物」「オーダー家具」「修理」
という3つの部門がありますが
どれも一人一人の方と向き合い
一つ一つのモノに想いを込めて作っています。
新しくて綺麗なモノも素敵ですが
長く愛用されて古くなったモノも美しく感じます。
その両方を叶えられるようなモノ作りができればと
思いながら日々、励んでいます。
モノとの関わりを通して
皆様と人間の暮らしについて共に考えていけたらと
思っています。
制作実績
お問い合わせ
ヨネモノ 〒708-0843 岡山県津山市国分寺332-1 TEL 0868-26-3749
▢玩具工房コースケ(木製玩具/木工実演)
木のクルマを中心に木製玩具を作っています。会場でお待ちしています。
津山市の木は『くすのき』です。
クスノキ(樟、楠)
クスノキ科ニッケイ属。常緑高木。一般的にクスノキに使われる「楠」という字は本来、中国のタブノキを指す字である。台湾、中国、ベトナムといった暖地に生息し、それらの地域から日本に入り、本州西部の太平洋側、四国、九州に広く見られるが、特に九州に多く、生息域は内陸部にまで広がっている。幹周囲10メートル以上の巨樹になるのも珍しくなく、単木ではこんもりとした横広がりで、丸みのある樹形となる。木肌は綿密で、耐湿・耐久性に優れている。葉はつやがあり、革質で、先の尖った楕円形で長さ5-10センチである。4月末から5月上旬にかけて落葉し、5-6月にかけて、白く淡い黄緑色の小さな花が咲き、10-11月から直径7-8mm程度の青緑色で球形の果実が紫黒色に熟する。各部全体から樟脳の香りがする。樟脳とはすなわちクスノキの枝葉を蒸留して得られる無色透明の固体のことで、防虫剤や医薬品等に使用される。また、防虫効果があり、巨材が得られるという長所から家具や飛鳥時代の仏像にも使われ、古来から船の材料としても重宝されており、古代の西日本では丸木舟の 材料として使われ、大阪湾沿岸からは、クスノキの大木を数本分連結し、舷側板を取り付けた古墳時代の舟が何艘も出土している。その様は、古事記の「仁徳記」に登場するクスノキ製の快速船「枯野」の逸話からもうかがうことができる。室町から江戸時代にかけて、軍船の材料にもなっている。近年では、クスノキの葉は厚みがあり、葉をつける密度が非常に高いため、交通騒音低減のために街路樹として活用されることも多い。
木材は散孔材で心材は黄褐色、紅褐色、肌目はやや粗く、木理は交走することが多く、玉杢などが現れるものがある。 材はやや軽軟から中庸、 耐朽性が高い。 建築では内装材、また社寺建築、建具、家具、器具、 楽器、彫刻、木象嵌その他に用いられる。
葉や幹、根などを蒸し、出て来る蒸気を冷やし(蒸留)、 固形にしたものは防虫剤やセルロイド、フィルムなどの材料になり、東南アジアでは古くからつくられていたが、日本では、意外にも歴史は浅く、江戸時代半ばからつくり始められ、明治時代 には最盛期となり、何と合成樟脳やプラスチックが出廻った戦後にはもう衰退の道をたどり始めた。
しかし、セルロイドがもてはやされていた明治から昭和のはじめ頃には、何と世界一の生産量となったことも あったほどで、その頃の日本の発展に樟脳、しいてはクスノキが重要な役割を果たしたといえる。
鹿児島県の「蒲生のクス」は有名で、目通り周囲 約24m高さ30m。推定樹令850年。このようにクスノキは、成長がさかんで、 さらにさらに長命なので、古くから神社や寺院に植えられ、巨樹、名木になっている。
クスノキの花(木の情報発信基地より)
連動企画
▢ワークショップ「スピンドル糸紡ぎ体験」
簡単な手作りのコマを回して羊の毛を糸に紡ぎます。子どもも大人も楽しめます。
開催日:2月8日(木)、9日(金)、10日(土)
開催時間:10:00~11:00 ※会場にて随時受付
参加費:1000円(税込) ※スピンドル付き
講師:アーツ&クラフツビレッジ
▢実演「糸紡ぎ実演」
アーツ&クラフツビレッジによる糸紡ぎ実演。洗って染めた羊の毛を足踏み糸車で紡いで糸にします。
※会期中 随時開催
OZONEマップ
リビングデザインセンターOZONEは、新宿パークタワーの3~7Fの5フロア、総面積12000m2に展開する住まいとインテリアの情報センターです。
家具や生活用品、住宅設備、建材まで、個性豊かなショールームとショップ、住宅デザインの書籍や製品カタログを集めたライブラリーなどの情報フロアで構成されています。
毎日を快適に、暮らしが楽しくなるような住まいの実現に向けて、セミナーやワークショップ等のほか、コンサルティングを重視した専門家による家づくり支援やインテリアデザインのプログラムを実施しています。
※リビングデザインセンターOZONEは自由にご覧いただける施設となっています(一部除く)。
鎹八咫烏 記
(伊勢「斎宮」の明和町 観光大使」
協力(順不同・敬称略)
宮内庁 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 電話:03-3213-1111(代表)
津山市役所 〒708‐8501 岡山県津山市山北520番地 TEL 0868-32-2029
津山市地域雇用創造協議会 〒708-0022 津山市山下92-1
津山圏域雇用労働センター内TEL: (0868)24-3633
リビングデザインセンターOZONE
〒163-1062 東京都新宿区 西新宿3-7-1 新宿パークタワー 3F 電話: 03-5322-6500
(一社)日本インテリアコーディネーター協会
〒163-1007 東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー7階パークサイドオフィスB
事務局 TEL/FAX 03-5320-1848 e-mail jimu@ic-on.jp