[戦車塗装] フランス戦車 AMX13/75 ミサイル搭載型の製作です
2018年1発目であります。ガールズ&パンツァー最終章の第1話を見て気持ちが盛り上がっている、フランス戦車でございます。フランス戦車の製作は実は今回が初めてであります。未だにカモさんチームやソミュアを作っていないという残念さ。どうして時間はこうも足りないのか。早くリタイアしたい。なのに35年ローンのまだ最初の5年目という現実。仮想通貨に全部突っ込めば良いのだろうか。
さて、このキットは義理の兄の家の近くで行われる花火大会に毎年恒例で行った際、リサイクルショップに売っていたものを買ったものです。箱がボロボロだったので見るに見かねて、これはあっしが作ってやらにゃあいかん!とのことで購入しました。嫁さんのジト目に居たたまれない思いがいたしましたが譲れません。これは社会貢献なのであります。
この車両にはフィギュア2体が乗っています。一人は砲塔で偉そうに指を指している車長で、もう1人は車体向かって右側のドライバーハッチから頭がちょっと出ている操縦手です。砲塔に備え付けられている対戦車ミサイルランチャーが砲塔旋回時にゴンッと当たってしまう残念仕様です。
それではそんな AMX13/75 の記録をとても少ない途中経過写真で大雑把に辿ってまいります(最近写真を取るのが億劫でどうもいけません)。
フランス戦車 AMX13/75 の塗装レシピ
筆塗りです。主要カラーのみの掲載です。
- 筆塗りのみ
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-2 フラットホワイト つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-60 ダークイエロー つや消し
- 【基本塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-3 フラットイエロー つや消し
- 【迷彩塗装】タミヤ アクリル塗料 XF-65 フィールドグレイ つや消し + フラットホワイト
- 【ミサイル】タミヤ アクリル塗料 XF-8 フラットブルー つや消し + フラットホワイト
- 【転輪塗装】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【砲身先端】100均パステルのブラック
- 【フィルタリング】油彩具の点付けによるフィルタリング
- 【排気管】戦車の排気管/エンジン部を簡単にサビ塗装する方法
フランス戦車 AMX13/75 の製作
今回製作するのは、GunzeSangyoのAMX13/75です。おそらく新品で販売しているところはよほどの事がなければ無いのではないかと。少なくともAmazonとかには売っていませんね。ヤフオクとかならあるかも。
最近のキットであれば、Takomから同じように対戦車ミサイルを積んだ車両が出ているようです。タミヤさんから出ている通常のAMX-13 も楽しそう。
説明書に添いつつ粛々と製作をしました。なかなかにパーツの細かさもパーツ数もあり、合いの悪いパーツもあり、パテで埋めたりどうにかくっ付けたりと難工事でしたが、土日がっつりと製作をして、1週間ほどで完成しました。細かい作業が多くて大変でした。。
フランス戦車 AMX13/75 の塗装
今回も筆塗りです。今回は明るめに塗装をしたかったので、発色がよくなりそうなシルバーを下地にしておくことにします。
下地塗装
100均に売っているシルバーのラッカー塗料を下地として吹き付けておきました。格好いい感じになりました。乾燥するのを待って次の工程に行きます。
基本塗装 + 迷彩塗装
今回参考にした作例がとてもVividな色合いで塗装をしており、それに近づけたかったため、意図的にきつめの色合いに仕上げて塗装を行いました。タミヤアクリルのダークイエロー+フラットホワイトにさらにフラットイエローを混ぜて鮮やかさを出した上で塗装をしています。通常だとフラットイエローとか入れないのですが、今回は鮮やかにしたかったのです。
結構ハレンチな色合いになりました。不安しかない。迷彩色はフィールドグレイ+フラットホワイトで塗装しました。こちらもかなりホワイト多めにしたので、明るく仕上がっています。
ちょっといい感じかも。
そしてここからは画像がないので(ひどい)ざっくり何をしたかを並べると、
- 転輪をエナメル塗料のフラットブラックで塗装
- 同じくフラットブラックで墨入れ
- アクリル溶剤でムニつき
- デカールはスイス軍のものを使用
- ミサイルはフラットブルー+フラットホワイトで塗装
- ミサイルウィングはダークグレイ+フラットホワイト
- 油彩の点付け(バーントアンバー、バーントシェンナ、イエローオーカー、ブルーなど)をしてエナメル溶剤で流し落とした(色が明るい車両だとフィルタリングがいい感じに映えますね)
- 明るめのイエローとオレンジを混ぜたピグメントをライターオイルでランダムに流し込んで、豚毛の硬い筆でカリカリ削る
- 油彩具のイエローオーカーでドライブラシ
- 油彩具のパーマネントホワイトでドライブラシ
- 油彩具が乾燥したところでつや消しトップコートを吹く
- フィギュア2体を塗装して搭乗させる(両面テープで固定)
結構がんばってますねー。塗装中に転輪が3回くらい外れて心が何度も折れましたが、最終的にはいい感じにまとまりました。完成ギャラリーに続きます。
フランス戦車 AMX13/75 の完成ギャラリー
大層な苦労をしましたが、完成であります。今回は試作中の撮影ブースを使って撮影しております。ver.1, ver.2 と失敗し続けた、ver.3でようやく使える写真が撮れるようになりました。いずれ記事にします。
AMX-13 75が完成であります。フランス軍の戦車ですが、スイス軍のデカールを貼っています。
履帯はガッチガチのもので緩みをつけようとすると転輪が折れるので断念しました。。
SS.11対戦車ミサイルランチャー4基を装備しています。これは車体ではなく砲身にくっついていて、砲塔を回すとミサイルもそっちを剥くという、直面すると結構ビビる仕様になっています。ただしドライバーが頭を出していると、懸架台が頭に当たります。。
この青いミサイルが格好良い。ただ丸いのでお察しの通り合わせ目消しが大変でした。。
フィギュアも付属のものですが、良く塗れたと思います。
今回は Vivid な配色をしつつ、細かい情報を書き込みつつ、ハイライトをしっかり入れて印象的な仕上がりにする、というチャレンジをしていました。最近このチャレンジを繰り返しつつ、微調整をしながらレベルアップを目指しているのですが、今回のAMX13/75はうまくいったように思います。
下から少しあおる感じで。背景が真っ黒なのでちょっと改善したいが、これはこれで引き締まってとても格好良い。
バックショットそのいち。ちゃんとテールランプも塗りました。
バックショットそのに。かっこいいじゃあないか。良く見えませんが、排気管はサビ塗装をしています。
以上、AMX-13 75、Gunze Sangyo の製作でした。
総評
製作はキツかったですし、塗装中も破損が多くて辛かったですし、大変なことも多かったですが、完成写真を見ると幸せな気持ちになります。完成後はあんまり格好良いので2週間近く手近に置いて眺めておりました。フランス戦車は初めてでしたが、楽しい一両でした。
フランス戦車といえば奥さん、ガルパンの最終章に出てましたね、FT-17とソミュア!ソミュアとオチキスは持っているんですけどねー、FT-17は間違えてFT-17のフィギュアセットを買ったところで心が折れました。もういいからリベット砲塔を買ってフィギュア合わせて作って遊ぼうか。
今週末は立川の一気見のチケットを手に入れたので、土曜日の夜から日曜日の早朝までズドーンとかピシュッとかワアアアとかを爆音で聞いて帰ってきます。最近ガルパン車両をあまり作っていなかったので、一気に火がつくような気がします。いや、すでに火はついているのか(手遅)