豊かさとは何か。上に立つものに必要なこと

幼い頃、本が大好きでした。

もちろん今も好きなのですが、

その当時は今のように

検索して好みの本が探せる時代でもなかったので

家にある本を漁ったり、

学校の図書室や教室に備えてあった本の中から

ピンときたものを読むというスタイルでした。

そもそもなぜ本が好きかというと

本を読んでいれば

誰にも邪魔されなかったからです。

なので本を読んでいる時が1番自由でもあったのです。

先日ふと思い出したのは

「富めるものは貧しき人々を助ける」という考え方です。

いわゆる少年少女文学という

今ではあまり学校でも推奨されなくなってしまった書籍には

過去の大切にされるべき伝統や文化が

当たり前のように書かれていました。

ここに心の豊かさをとても感じるのです。

現在は誰でもがお金持ちになるチャンスがある世の中です。

でも心の豊かさもついてくるのかといえばNOでしょう。

心の豊かさは一長一短では育たないものですし、

先祖代々受け継がれてきたものがほとんど。

誰でもが金銭的豊かさを手に入れられる時代だからこそ、

同時に心の豊かさも手に入れられる

教育が本当は必要です。

なぜなら、

経済的豊かさを持つものは

権力も手に入れてしまうから。

力のあるものは気をつけなければならないのです。

暴力を振るわないために。

お金は大切です。

日々の安心安全のために。

そしてお金を持ったと同時に

力を持ったことを知る。

慎重に振る舞わなければなりません。

人々に恐怖を与えないために。

このことを踏まえて、

豊かさとは何か

考えてみて下さい。