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[戦車塗装] ドイツのIV号駆逐戦車ラングを油彩具で明るく塗装する

2018.01.18 11:48

製作途中の写真がないシリーズ、今回は第2次大戦中のドイツのIV号駆逐戦車、ヘッツァーのお兄ちゃんみたいなやつこと、ラング君(Jagdpanzer IV)であります。とてつもなく安いキットの戦車なので気がつくと積み上がっていて恐ろしいです。

そんなラング君を今回は油彩具でゴリゴリにハイライトを強化して塗装しました。これはいいラング君であります。

ダークイエロー感が足りない感じはありますが、もう楽しいから許す。車長は迷彩柄に塗装しました。予備履帯は例によってサビサビです。

ラング君といえば、ずいぶん前に黒森峰風ということで製作しましたが、確かあの時はちょうど油彩具を購入したばかりだったような。でもこれはこれで良いラングだなー。


ドイツのIV号駆逐戦車ラングの製作・塗装

今回は塗装レシピはなし、製作、塗装編も一個にサクッとまとめちゃいます。


製作編

製作に使ったのはタミヤの1/35キットです。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.88 ドイツ陸軍 IV号 駆逐戦車 ラング プラモデル

リニューアル版も出ているらしく、フィギュアが2体になっていたりしますね。こっちもいずれ作ってみないと。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.340 ドイツ陸軍 IV号駆逐戦車 /70 V ラング

というわけで製作完了であります。

以前と違い、フィギュアをちゃんと乗せます。以前はほら、まだそんなの塗る技術が無かったから。シュルツェン(車体のサイドに釣り下がっている鉄板)は一体になっていましたが、一枚ずつにニッパーで切り離して、ペンチで割れない程度にめきょっと折り曲げたりしました。これでだいぶ楽しい感じになります。


塗装編

今回はダークイエローの単色塗装としました。迷彩にしても良かったのですが、今回は徹底的にハイライトを強調しまくったらどうなるか、という実験でしたので、複雑な迷彩な避けました。

基本塗装はタミヤアクリルのダークイエローとフラットホワイトで行い、アクリルでムニつきつつ、最近ちょくちょくやっている、茶漉しで塗装に傷を入れる、という遊びに興じました。茶漉しだと網目がまばらなので、複雑な傷跡がついて楽しいです。

フィルタリングは油彩具の点付けを行った後、エナメル溶剤で洗い流す方式で。各種油彩具やピグメントで汚す、というよりは情報量を増やして、最後にパーマネントホワイトとイエローオーカーを混ぜたハイライト色で徹底的にハイライトを入れてみて完成。

え、写真ですか、無いです(あはは)


ドイツのIV号駆逐戦車ラングの完成ギャラリー

さぁ完成です。途中ほぼ吹っ飛ばしていますが、完成しているから仕方ないのです。

堂々としたもんであります。だいぶ白い感じはしますが、メリハリが効いていて模型として見ていて楽しい一輌になりました。

上から見たところ。ハイライトきっつきつです。並べて飾ると異常に目立ちます。

正面から。油彩具でハイライトを入れているのでエアブラシでの仕上がりとはちょっと違う感じになっているんじゃないかと思います。

側面です。シュルツェンは雨だれ跡(ダークグレイ系)、サビ垂れ(サビ色系)に加えて油彩具の点付けを縦にぼかして付けたなにがしかの跡にハイライトをがっつり入れた感じです。

シュルツェンを分割して取り付けているので、それだけでも雰囲気があってよろしいですな。一体のものを貼り付けて完了、というのはどうも最近好きではありません。

バックショット。呼び履帯と排気管はいつものサビ塗装です。芸がないか。そろそろ別のパターンもやってみないと。。。

逆側はこんな感じ。こちらはシュルツェン2枚だけ生き残っていて、あとは外れちゃった、ということになっています。

斜め上から後部を眺めたところ。ラング君の後部デッキのごちゃごちゃ感が大好き。以上、IV号駆逐戦車、ラング君の完成ギャラリーでした。


総評

そんなわけで途中経過もないくせに完成写真だけで記事を書いたりしてみました。まぁせっかく作ったわけですし、実験とはいえキツキツに白を乗せたものも楽しいじゃあないか、ということで。模型なんて好きに塗れば良いのでしょうから、こういうのもあって良いんじゃないかと思うわけです。では!