おはしと鉛筆の持ち方
いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
今日は日中とても良いお天気で、日差しがポカポカして気持ち良かったです。
先週に引き続き、年長組さんの硬筆指導に保育園へ。
去年は月に1回のペースだったので、思っていたより早く2回目の機会をいただくことに。
今回は前回のおさらいをすることにしましたが、
小さいうちに覚えてもらいたいのは、何をさておいても正しい姿勢と鉛筆の持ち方です。
特に鉛筆の持ち方は、小学生を見ていても課題だなと感じるところで、どうしたらわかりやすく正しく覚えてもらえるだろうかと、日々考えます。
鉛筆の持ち方は、おはしの持ち方と通じるところがあり、
せっかくならどちらもセットで覚えられると良いなと。
上の画像がおはしの持ち方です。
中指がおはしの間にあり、上のおはしを親指、人差し指、中指の3本で動かすようにします。
よく見受けられるのは、中指がおはしの間でなく、
人差し指と一緒に上のおはしにのっていることが多いかと。
ですが、それではおはしが❌になってしまったり、
食べ物をはさめなくて刺したりと、上手く使えないことが多いです。
おはしが正しく持てると、下の1本を抜いて、手を先の方にずらすと、
正しい鉛筆の持ち方になります。
(写真は削っていない新しい鉛筆を持っています)
おはしの持ち方が違っていると、鉛筆に人差し指と中指の2本をかけたりして、
力が入りすぎたり、鉛筆が自由に動かせなくなったりして、
きれいな字を書きにくくなってしまいます。
わかりやすく正しく持てるように、指に印をつけてみたらどうかなと思い、
シミュレーションしてみました。
指に赤と黄色、3箇所ずつシールを貼りました。
赤いシールは、鉛筆または上のおはしが当たるところ、
黄色いシールは下のおはしがあたるところです。
シールを貼ったまま鉛筆やお箸を持つと、滑ってうまく持てないので、
実験がてら子供たちの指にペンで印をつけてみることにしました。
いざ硬筆指導の時間になり、
「みんなこの前習ったこと覚えてますか?えんぴつを持ってみてください」
と声をかけると、みんな前回に比べて驚くほど上手に持てていました!
実験するまでもないかな?と思いましたが、
年中組さんも途中までですが初めて参加してくれたので、
指にペンで印をつけながら、持ち方を直してみました。
印があると、手を取ってあげなくても自分で持ち方を探ってくれて、
目に見えるという点では良かったように思います。
結局印をつけなかった年長組さんですが、
いざ実際に紙に書くとなると、持ち方が戻ってしまいがちでした💦
体が覚えるまで、繰り返すことが大事なのでしょうね。
その後先生より、2月から毎週の指導のお話をいただきましたので、
限られた期間の中ですが、楽しみながら少しでも覚えて小学校にあがれるように、
力を尽くしてまいります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた。