英会話定番レシピ46:Ken told me that he loved me.
英会話定番レシピ 6月度
[リポート文拡張①]リポート文
Ken told me that he loved me.:ケンは私に愛していると言いました。
※ テキストとタイトルを変えています。
📝 今回のドラマ
ケンの誕生日パーティーについて話しているロニーとケイト。
Ronnie: Hi, Kate. Are you looking forward to Ken's birthday party tonight?
➡:やあ、ケイト。今夜のケンの誕生日パーティーは楽しみにしてる?
Kate: Hi, Ronnie. Actually, I'm not going to the party.
➡:ハイ、ロニー。実はね、パーティーには行かないの。
Ronnie: What? Why not?
➡: え?何でなの?
Kate: Well, Ken told me that he loved me. But I told him I loved someone else.
➡:あのね、ケンがね私を好きなんだって。でも、私は他に好きな人がいるって言ったの。
Ronnie: Wow! Now I understand.
➡:あら!そういうことか。
🔻🔻 英会話定番レシピ 今回の基本レシピ 🔻🔻
Ken told me that he loved me.:ケンは私に愛していると言いました。
「ケンは私に言った彼が私を愛していると」ということです。《[人+ told me ~ ]の型で「(人)から~と聞いた」》となります。
この文は全体をリポート文[動詞句+節(文の部品となる小さな文)]で表していてます。英語には[説明を後ろに置く]という重要な語順のルールがあります。Ken told me「ケンが私に言った」 と言い切ってから、その後に何を言っていたのかの説明をしています。
この文では that節 を使って[Ken told me「ケンが私に言った」言ったこと= he loved me「彼は私を愛している」]と説明しています。that節とは「〜(という・である)こと」という意味で、that以降の節と組み合わさってできた1つのカタマリです。このカタマリは名詞節と呼ばれて文中で名詞の役割をします。
今回のドラマでは that以降の he loved me.「彼が私に言った」が thatと合わさって「彼が私に言ったこと」という意味の that節になります。
📘【リポート文】
リポート文とは[動詞句+節(文の部品となる小さな文)]のことです。リポート文では主語の発言・感情・知識などを[動詞句]の後ろの置いて説明を行います。また、この動詞句は1語だけとは限りません。
📘【that節が持つ意味】
that節で作った名詞節は、主語(S)目的語(O)補語(C)の位置に配置することができます。例えば I know him.「私は彼を知っている」であるならば him が名詞ですが、I know that he is a baseball player.「私は彼が野球選手であることを知っている」の場合、名詞節 that he is a baseball player は目的語として使われています。
that節の考え方として thatは「あれ/それ」とそのままの意味で思い描いてみましょう。Thatで見てみると I know that「私は《(あれ・あのこと・それ・そのこと=詳細な事実)》を知っている」と言い切ってから that he is a baseball player.「彼が野球選手だということ」と言うことで、彼についての詳細を知っているんだというニュアンスが強くなります。ただ単に I know him.と言うのに比べて I know that he is a baseball player.は、彼を知っていて、さらに彼が野球選手だということも知っているということなのです。
✅ 英会話定番レシピ:音読で文法を定着させよう
I think Mary's proposal is excellent.:メアリーの提案は素晴らしいと思います。
Paul says he will join us later.:ポールは後で参加すると言っています。
I hope that you can get the tickets for the Desperate Rats concert.:デスペラート・ラッツのコンサートのチケットが取れるといいですね。
Dad promised me that he would take me to the match on Saturday.:お父さんは、土曜日に私を試合に連れて行ってくれるって約束してくれたの。
I'm sorry. I upset you.:ごめんなさい. あなたを怒らせてしまった。
I'm afraid that we decided not to buy the condominium.:残念ながら、私たちはそのマンションを購入しないことに決めました。
Just be sure that you leave the apartment spotless, OK?:退去時には必ずマンションをきれいに掃除してください、いいですね?
🔷🔹 英会話定番レシピ フレーズ備忘録 🔹🔷
Why not?:なぜダメなの?/なぜそしないの?
Why not?にはドラマのように「何でそうしないの?」というような相手を批判めいたり、否定的なニュアンスが含まれた疑問で使われる他にも、2つ使い方があります。
① 肯定・・・Why not?:いいよ!/勿論
「何でそれを断る理由があるの?」という意味合いから「勿論」とか「いいよ」Sure, Why not?のように「勿論いいに決まってるでしょ」という使い方もできます。
② 提案・・・Why not~ ?:~したらどうですか?/~するのはどう?
「~するのはダメ?」」という意味合いから「~したらどうですか?」という提案や誘うときのフレーズになります。強い口調で言ってしまう「なぜやらないんだ?」と相手に高圧的になるので注意が必要です。
someone else:誰か他の人
Now I understand.:ああ、なるほどね
「今、分かった」つまり「ああ、そうか」とか「ああ、なるほどね」のようなニュアンスになります。
proposal:提案
I upset you:怒らせてしまって/動揺させて
decided not to~:~しないことに決めた
Just be sure that ~:必ず~を確認してください
be sure that ~:必ず~をしなさない
spotless:染み汚れのない/非の打ちどころのない/潔白な