2022.6.26 　桑ノ木台湿原トレッキング

令和４年　６月２６日（日）　　参加者：１１名　　　ガイド：真鍋雅彦
コース：森の休憩所～林道～桑の木台湿原周回～林道～森の休憩所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （所要時間：約４時間３０分）

　由利本荘市鳥海山麓にある桑の木台湿原に行ってきました。桑の木台湿原は、６月初旬

湿原に咲きそろうレンゲツツジと、バックに残雪の鳥海山を見渡せる人気の場所で、期間

限定のシャトルバスを利用すれば難なく行ける秘境スポットです。確かにその時期は綺麗

の一言につきますが、あえて時期をずらして行くのは、混雑を避けてゆっくり楽しむこと

にあり、そして、湿原までの林道は３ｋあり往復６ｋの行程を歩いて楽しめる会員の皆さ

んがいるからこそです。道中は結構な発見があり歩いてこそ見える自然があって、安全な

林道（車両通行禁止区間）歩きでは意外なことをお聞きしたり、エピソードトークがあっ

たり、そんな楽しみもあります。また、時期を変えると咲いている植物が変わり、種類も

増えてくるので見どころが増えます。今回は前回より半月ほど早めたところ、ワタスゲが

程よく揃っていましたが、それよりもトキソウの群生が一面にあり一生分のトキソウを見

たような感覚でした。また、深紅が鮮やかなサワランもいい感じで咲き誇っていました。

しかし、湿原の花はこれからが見頃で、成長途中の植物が多かったようです。心配した天

気は好天に変わり、一瞬だけでも新山が見えるなど、思いがけない天気に恵まれ、旬の動

植物に触れながら爽やかなトレッキングができました。