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◇赤いバンダナのシエル。残さなければ残らない

2022.06.30 00:00

今月は私の盲導犬・シエルの満5才の誕生日がありました。

5才の成長が嬉しい反面、シエルが10才になったら別れなければならないの寂しさもあります。


「シエルぅ、シエルと一緒に居られるのも、あと5年やねぇ」と話していたところに、盲導犬のフードや雑貨品を扱っているショップからDMが来ました。

紹介の商品の中に「黒いラブラドールの‘ぬいぐるみ’」がありました。

私が妻に「もし可愛いようだったら、5才の記念に注文してね」と頼んでおきました

妻が‘ぬいぐるみ’と、そのTシャツ、それから、ぬいぐるみとお揃いのシエルのTシャツを注文してくれました。

その‘ぬいぐるみ’が昨日届き、記念写真の撮影会になりました。


妻が自分の赤いバンダナを持って来て、シエルの首に巻いてくれ、

私がシエルに「シット ダウン ウェイト」と指示して伏せさせました。

シエルは指示通りにじっと伏せた姿勢で待ってくれています。

妻が‘ぬいぐるみ’を横に置いたり、色々可愛いアングルを変えながら、写真を撮ってくれました。


妻がカメラマンがモデルさんに話しかけるように「いいねぇ 賢いねぇ そうそう良いね good グッド」のように声を掛けながら撮影してくれました。

その間一度も立ち上がることなく、ずっとシエルは賢くモデルをしてくれていました。

とっても良い思い出が残せました。

私たちは10年後も、20年後も、きっと昨日の撮影場面を覚えていることと思います。

シエルが我が家に来て、一緒に暮らした、幸せな日々の記憶。


昔、『自分史』を得意とする作家の甲田さんから教えてもらった「残さなければ残らない」の言葉が思い出されます。

昨日の早朝、グランドで遊んだ元気なシエルとの思い出も一緒に、このブログに残します。


思い出を残すといえば。

前に「神様からもらったパズル」の歌のCDを作る時、ピアノ演奏をしてくれたピアノの先生の美音「みお」先生から今「ウクレレ」を習っています。

2020年9月から大好きな仲間と共に、毎月1回の練習を楽しんでいます。

それで、私が人生の中で「ウクレレに出会い、ウクレレを楽しんだ65才の証」として、

来る8月8日(月)の夕方から

『8・8美音ちゃん&亀ちゃん「夢花火」コンサート』をやることにしました。


第1部ではウクレレ教室の仲間も演奏で花を添えてくれます。

詳しいことはまたこのブログでご案内します。


いつも家で私がウクレレの練習をしていると、シエルがよく私の膝に顎を乗せて聴いてくれます。

特に前に散歩の時にシエルを思いながら歌っていた「いのちの歌」が好きみたいで、

いつも静かに聴いてくれています。

コンサートの当日も、この曲の時きっと側で応援してくれることでしょう。

ずっと先になってもウクレレで「いのちの歌」を歌うと、シエルを思い出してジワッとくるかも知れません。


そうそう、妻が昨日届いた‘ぬいぐるみ’を「こんなのよ」私に触らせてくれたのですが、撮影が終った後に妻が私に言いました。

「お父さん、この‘ぬいぐるみ’を触ったら泣くかなと思ったわ(笑)」と。


それはまだまだ先の10才で別れた後のことに残しておきましょうっと。

 にこっ! 

 亀ちゃん

※写真はグランドでの運動と、‘ぬいぐるみ’とのツーショット

シエルが「お母さん、何撮ってるの?」と、目をシロクロっ!