[コラム]眠気と熱中症の関係
2022.07.05 15:00
北東北はまだ夜涼しく
寝苦しくないのですが…
最近、朝起きると、とても眠いし凄く疲れています。
日中の部屋は暑く、夕方とてつもなく眠くなり
1時間ほど仮眠する日が数日ありました。
この「暑いときに眠い」は
あまりよくないんだそうです。
◆「熱中症」とは
体の中の熱を外に出すことができず
脱水や深部体温(脳や内臓の温度)の上昇によって
生じる心身の異常全般のこと。
熱中症の初期症状は、めまい・頭痛・吐き気・倦怠感など。
症状が強いと筋肉のけいれん・失神・意識障害に陥ります。
◆夏に強い眠気が襲ってくる3つのメカニズム
- 体温が下がると眠くなる
- 夜になると眠くなる
- 疲れると眠くなる
体温が下がると脳温度も下がり眠くなります。
冬山で眠っては死ぬと言われるのは、
低温で眠ってしまうと、脳機能が低下しそのまま死んでしまうから。
脳温度が約0.5℃下がると、ヒトは眠くなります。
では、暑くて体温が下がってないのに
「眠気」がくるのはどういうことなのでしょう?
◆その眠気、熱中症のサインかも
暑い中で眠気が来るのは
熱中症で最後に出る症状の1つの可能性も。
それは、意識障害なのです。
PCも酷使すると熱くなって動きが鈍くなるように
体温が上がると脳もボーっとします。
暑い場所で仕事や運動したり、
閉め切った暑い部屋にいる高齢者などで
ボーとして強い眠気がきた場合
熱中症のサインの可能性もあります。
強い意識障害になる前に
水分を摂り、涼しくして横になって下さいね。
岩手・久慈市の快眠&疲労回復
ヘッド整体サロン「頭ほぐしシピリカ」