オフショア投資とつみたてNISA
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
オフショア投資とつみたてNISAってどう違うの??って思うかもしれません。
確かに似ている部分はあるでしょう。
オフショア投資とつみたてNISAの共通点としては積立が一番の共通点です。
それぞれの違いについて説明していきます。
オフショア投資とは何?
オフショア投資って聞くと私と同じようにFPしている人ってほとんど知らない人が多い。
正直私もまだ知らない部分は多く、これからまた更に勉強していかなければならない
まずオフショア投資のオフショアに部分に焦点を当てていこう。
オフショアとは何なのか??
オフショアというとケイマン諸島やマン島などが代表的だ。
オフショアは日本語で言うと沖合という意味で、英語の綴りはoffshoreと書く。
さきほど説明したようにオフショアといったらケイマン諸島やマン島といったが、日本で一番近いのはケイマン諸島でもなくマン島でもなく香港だ。
オフショアは税金が掛からない??
オフショアの定義は税金が非常に低い地域もしくは全く税金のない地域のことをいう。
そう考えるとオフショアって税金が掛からないのかというと、非居住者がオフショアに資産を持つ場合は所得税やキャピタルゲイン税そして相続税は掛からない。
ただ引き出したりした場合、日本に送金すれば日本の所得税などの税金は掛かり、5000万円以上の海外資産を持ってしまえば国外財産調書の提出が必須だ。
オフショア投資と一般NISAやつみたてNISAの違い
ここからが本題だ。
オフショア投資を考えているのであれば一般NISAやつみたてNISAと比較するだろう。そこでオフショア投資とNISA制度についてまずは説明をしていく。
オフショア投資とは
オフショア投資の特徴として積立と高金利そして放置の3要素である。
積立は毎月もしくは毎年〇万円ずつ投資していくといった仕組みだ。
それにより一括でお金を預けるよりも支払いも少なくリスクも分散可能が可能だ。
高金利に関しては日本で銀行にお金を預けた場合は、ネット銀行であっても1%も満たない更に言うと日本に支社があるP社やM社などといった外資系といった個人年金保険に関しても同様である。
オフショア投資であれば低くても3%~13%の利回りで複利運用で増やしていくことが可能だ。
放置に関しては積立と高金利のおさらいになるが、オフショア投資は毎月もしくは毎年積立していき、高金利で運用していく仕組みだ。
そのため放置してもクレジットカードやデビットカードで投資するとなれば毎月もしくは毎年引き落とされるということだ。
更に複利で運用されるため、放っておいてもお金が増えていく仕組みだ。
NISA制度
NISAに関しては一般NISAとつみたてNISAがございますが、今回はつみたてNISAについて説明する。
つみたてNISAは国の制度で最大の投資できる年間の金額が40万円で20年間の非課税期間がある。
オフショア投資と比較すると、積立は共通項目もあり、違う点としては非課税期間や利回りの低さや期限付きの口座が違うポイントだ。
ただ利回りが低いといってもオフショア投資と比較してのお話で、普通預金や定期預金などと比較すれば、金利が高い組み合わせもないとはいえない。
非課税のポイントについては運用益や分配金に関しては非課税であることだ。
ここまでオフショア投資とつみたてNISAについて比較をした。
そこでつみたてNISAは正直初めての投資もしくは3万円以内で投資するのはお薦めではあるが、初めての投資が掛が毎月約33333円以上の投資金額であれば、つみたてNISAでは投資上限額を超えてしまうため、オフショア投資の方がお薦めだ。
オフショア投資に関しては、日本人で加入できるのはこの金融機関だけといったものでなく、私が知っている限り8社ぐらいございます。安いものでも現在は円安なので最低でも月約15000円で加入できる積立系の商品もありますし、保険に関しても名目は保険であっても内容が投資系の金融商品のものがほとんどだ。
ただし初期口座期間というものもあり初期口座期間で解約した場合は解約してもお金が返ってこないのが現実である。
つみたてNISAやオフショア投資への投資を考えているのであれば、どのくらいの資金があるか利回りはどのくらいの金融商品をねらいたいのかによってどっちに転ぶかも変わってくる。
更には投資する金融機関でもIFAによっては年平均利回りも変わってくるので、投資する前にどこのIFAにお願いするかが肝である。