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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 公共の場でセクハラを拒めば暴力の被害者となる中国の「民度」

2022.07.01 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 公共の場でセクハラを拒めば暴力の被害者となる中国の「民度」


 土曜日のエロの日になった。それにしても今週はアツい。あえてカタカナにしたのは、一つ目は参議院選挙、G7、NATOという感じで、日本の支持は停滞しているのに、世界の政治は沸騰しているというという「熱さ」である。これに対して、日本の気温は、これは解説も必要がないほど「暑い」のである。

まあ、参議院選挙に関しては、先日様々にブログで書いたが、まあ、ある意味で、ここ20年くらいの政治の動きを見ていればだいたいわかるのではないか。そう言えば、昔「みんなの党」とか「立ち上がれ日本」とかあったよね、ということが言われているが、また似たような感じになっているのではないか。今回は極左政党とワンイシュー政党が出ているがそのワンイシュー政党も、いつの間にか徐々にそのワンイシューが陳腐化してきたということが大きな内容になってきているのではないか。まあ、政治というのは「食事」と同じで、片方で「毎日おいしいものを食べる」ということがありながら、片方で「旬」を味わうものであるということになる。その「旬」をおいしいからと言って、ずっと引っ張っては、おいしさが半減してしまうということになる。

さて、政治の話は別にして、「暑い」のである。

この「熱波」というのは、二つの効果を作り出す。一つは、「暑さ」で薄着になるということである。これは男性にとっては非常にありがたい話であり、女性が外を歩く時に薄着になるというのは、まあ、ここで様々に書いていると、本当に「わいせつ罪」で捕まりそうな表現が多くなるのでやめておくが、まあ、しかし喜ぶ男性が少なくないことは間違いがない。かなりトップのファッションでは、「水着」に近い状況の服装で肌の露出が高くなるということと、その露出が高くなりながら「美しさ」や「涼しさ」を演出するということになるので、まさに、男性は目のやり場に困るようなことになる。もちろん、「困る」というのは、「変態」と思われたくないからであり、困るほどうれしいということは間違いがないことであろう。

さて、もう一つ「暑さ」は効果が出てくる。それは「狂う」ということである。

セクハラ拒んだ女性に激しい集団暴力、中国世論が怒りで沸騰…警察への批判も噴出

 【北京=比嘉清太】中国河北省唐山市の飲食店で今月、女性客が男たちから激しい暴力を受けて負傷する事件があり、中国世論が沸騰している。地元警察の対応への批判が高まったことを受け、「社会の安定」を重視する習近平(シージンピン)政権は24日、犯罪グループの摘発に手抜かりがあれば厳しく責任を問う方針を示した。

 中国メディアなどによると10日、団体で食事中だった30歳代の女性客が男の客に声をかけられ、背中を触られた。女性が拒むと男は殴りかかり、男の仲間も暴力に加わった。頭部などを負傷した女性2人は一時、集中治療室に入った。

 暴行の動画が拡散すると「公共の場でセクハラを拒めば暴力の被害者となるのか」と衝撃が広がった。警察は地元の男女9人を逮捕したが、現場到着が遅かったとの批判が噴出。犯罪グループの横暴を訴えても地元警察が対応してこなかったとの住民の告発がSNSで相次ぎ、犯罪グループとの癒着を疑う声も出た。

 これを受け、省の当局は地元警察幹部ら5人を規律違反の疑いで調査。官製メディアは22日、政権が、「住民の素質と文明度が高い」と判断された都市に贈られる「全国文明都市」の資格を唐山市から剥奪したと伝えた。市当局への懲罰とみられる。

2022年06月24日 18時53分 読売新聞

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-1710151/

 中国の記事の人が「狂った」のかどうかhわからないが、しかし、「暑さ」というのは、何か頭の中を狂わせて「全てをどうでもよくなる」ということに繋がる。基本的にこのようなときには社会的な秩序やルールというものが守られなくなり自分の欲望に正直になる人が増えてくるということになるのである。

私のような人間は、暑さによって性的な欲求も少なくなってくるのであるが、そうではなく「どうでもよくなる」ことから暑さの性的な欲求を大きくさせることもあるし、また全裸や半裸で歩くような人も少なく無くなってくる。「聞かざるよりも、暑さという拷問を少なくする」ということを考える用意なるのである。

さて、上記の中国の記事が銅であるかは別にして、基本的に「女性」そのものに対する性的な欲求が非常に強くなった問うことを意味する。これが阿司かどうかはわからないが、しかし、中国にはそれなりのストレスが多くなり、そのストレスの中において、「暑さ」と同じような状況が頭の中に入っているのであろう。まあ日本の場合も「酒」などによって気が大きくなって「セクハラ」になってしまうのは少なくない。ある意味で「心の中の社会的秩序のタガが外れた」という状況になった場合、その内容は間違いなく、「どこか」にいってしまい、その欲求に支配されることになる。

そのうえで、「支配された欲求」を「制限」または「拒絶」された場合には、その拒絶に対して、怒りを生じる。これもおかしくはない。日本のドラマで、セクハラを強要し、そのうえで、権力者が「覚えていろよ」といって復讐をするなどというのは、まあよくある話だ。

つまり、上記の中国人の「暴行」までは、それが適切であるかどうか、集中治療室送りにしてしまうほどであるかどうかは別にして、ある程度まではなんとなく理解できる部分がある。中国だからと言って、おかしくなるような話ではないということになるのではないか。

さて、ではこの内容のおかしさは何か。

単純に「この動画をアップしてしまう」ということと「警察官が規律違反で調査される」ということであろう。ある意味で「マスコミ(ネットを含む)で騒がれると、官憲までも罰せられてしまう」ということが中国のおかしなところであろう。ぎゃくにいえば、のようにしなければ政府への不満が爆発する沸点に近いということになる。

その沸点一回不満が、日本の暑さと共に「セクハラ」を生み出す土壌になっているのかもしれない。