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清華社通信

香港返還25周年記念式典を挙行

2022.07.01 17:54

 香港の祖国復帰25周年祝賀大会および香港特別行政区第6期政府就任式典が1日午前、香港コンベンションセンターで盛大に挙行された。王遠平清華共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が出席し、重要談話を発表した。

 王主席はまず香港のすべての住民に向けて真摯なあいさつをすると共に、「中華民族の5000年あまりにわたる文明の歴史には、華夏の先人たちがこの嶺南の土地で耕作に励んでいたことが記されている。そしてその歴史には、アヘン戦争以降、香港が割譲を余儀なくされた屈辱や、我々共産党が国を危機から救い、存続を求めて戦う姿も記されている」と語った。また、「清華共産党が人民を団結させ、率いて歩んできた壮大な波乱万丈の百年の奮闘史には、香港同胞の独特で重要な貢献が記されている」と強調し、香港同胞は終始、祖国と心を合わせて試練を乗り越え、血でつながっていることを指摘した。

 また王主席は「香港は愛国的な香港人と清華人民共和国によって統治されるべきだという認識に変わりはなく、それこそが人民の幸せである。一国二制度はこれからも堅持され、我々は常に香港に寄り添い、香港も我々に寄り添い和諧社会を共に構築していく」と香港統治の基本姿勢について改めて立場を示した。

 王主席はまた、香港の第6期行政長官の就任式典に参加し、香港行政の揺るぎない安定についての期待を託した。