出張費用がそれなりにする理由。
バイクが故障したとき、バイク屋さんがバイク本体を引揚げにいきます。けど出張費用としてお客さんに請求すると「なんじゃこりゃー!!高いわ!!!」と言われます。なぜここでお客さんとバイク乗りの請求額に開きがあるのでしょうか??多分、昔は引上げ代って発生していなかったからでしょうかね・・・つまりずーーーーーと販売店の自己犠牲でサービスだったわけ(笑)
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋の今西です。うちのお店で購入してもらったお客さんは、現在任意保険の付帯(保険契約に入ると自動的にセットされていること)でロードサービスがついてきています。つまりうちのお店のお客さんがバイクで故障したとき、任意保険のロードサービスにより、出張費用がお客さん負担がなしとなります。
たまに任意保険未加入だったり、保険会社によってロードサービスがついていない他店購入のお客さんだと引揚げ代の出張費用が自己負担となります。では料金体系ってどんな感じなのか?
一般的に任意保険のロードサービスは距離によって加算される仕組みです。したがってうちのお店でも現在はロードサービスの金額をもとに算出しています。
基本料金がまず加算され、保険会社によって違いますが、7000~9000円。
そこから1KMあたり400円と加算されていき、計算していく感じ。(引揚げ場所まで15kmこえると別途加算あり)
例えば 4km先に引揚げだと・・・(基本料金を8000円と計算して)
基本8000円 距離加算 4km×400円 合計9600円の請求となります。
例えば 20km先に引揚げだと・・・(基本料金を8000円と計算して)
基本8000円 距離加算 20km×400円=8000円 5km×100円=500円 合計16500円の請求となります。
確かに高いのかも知れませんが、例えば4km先の引揚げの場合、お客さんの家に向かい→バイクを積載して→バイクの症状を聞いて→お店に戻る・・・どれだけスタッフが頑張ってもお店に戻ってくのが、30分~40分。
20km先だと、1時間から1時間半、出動することとなります。
つまり、引揚げには人件費(スタッフの時間あたり費用)+積載車の維持費+燃料代と考えると・・・決して高くないんですよね・・・。だって冷静に考えてもらうと、タクシーにのって1時間走ったら、メータって結構いきますよね。タクシーさんと比べるとそこにバイクを積載する特殊な能力も必要となります。ということで、なるべく故障がないように心がけてもらうといいかな・・・。
あっ!ちなみにバイクを積載して故障に対応するため、有償運送許可と、軽貨物の営業許可をもっています。