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1品目、誰かと何かを食べること

2018.01.25 07:00




タルトタタン

みなさんタルトタタンというタルトをご存知ですか? 




りんごがぎっしり詰まった、飴色に輝く、甘く優しいタルト。




このタルトタタンの誕生には、かわいい物語があるのです。






お話は100年以上前のこと、フランスではじまります。




タタンという名のかわいらしい姉妹がいました。




彼女らは地元で小さなホテルを経営していました。




ある日、お客さんと楽しくおしゃべりをしながら、りんごのパイの準備をしていました。




すると、あることに気付いたのです。




『焼くときに入れなければならないパイの生地を入れ忘れた!』




おしゃべりに夢中だったふたりは、パイの生地を入れずに、りんごをオーブンに入れてしまったのです。




そこで、仕方がないので、ことこと煮られているりんごの上にパイの生地を乗せて焼きました。




すると、下にたまった砂糖が、キラキラ輝くキャラメルになっていて、




宝石のようなりんごのタルトが完成したのです。






そしてこの失敗から生まれたタルトは、タタン姉妹が作ったことから、





【タルトタタン】と名付けられました。





このタルトタタンは、フランスではどのパティスリーにも置いてあるメジャーなタルトとなりました。




そして今では「タルトタタンを守る協会」まで誕生し、




毎年秋になると、タルトタタン定期市が行われるまで、ファンが増えました。




この定期市では、タルトタタンのコンテストも行われます。




タルトタタンを守る協会の人たちの厳選なる評価により、賞が与えられます。




そのメダルがこちら。

かわいいでしょう?タルトタタンの形をしているのです。




飴色に輝くタルトタタンは、まるで金メダルのようですから、ぴったりですね。





そのように愛されているタルトタタン。




日本でも密かに流行っているんです。




特に、私が今日、おすすめするお店は京都府にあります。




50年以上前から「おばあちゃんのタルトタタン」として親しまれている






ラ ヴァチュール(La Voiture)





このお店のタルトタタンは先ほどお話ししたタルトタタンのコンテストで、




あのメダルをもらった、本場も認めるタルトタタンなんです。




このタルトタタンの味はもちろんなのですが、驚くのはりんごの数。




なんとワンホールには20個以上のりんごが使われているんです。




そのたっぷりのりんごを砂糖とバターで4時間程煮詰められたりんごは、それこそ、




飴色に輝く金メダル。


ヨーグルトソースと食べるタルトタタン。




さっぱりしていて絶品です。




一度は食べていただきたい、かわいい一品です◎






このように、美味しいお菓子たちには、




甘い、物語が込められています。




その中にある歴史、それに絡んだ人のドラマ




その一つ一つが、美味しいのスパイスに




なっているのかもしれませんね。






それでは、また、




see u next time*