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Great Journey

【Great Journey in Tokyo 】新宿に住む外国人たち

2018.01.20 13:58

年末に新宿の新大久保と高田馬場に行ってきた。

ちなみに家から歩いて行ける。


何をしに言ったかというと、新宿区に住む外国人労働者にインタビューするためだ。


新宿区は東京都の中でも1番外国人が住んでいる街だ。


新大久保は皆さん知ってる通りコリアンタウンがある。

しかし、ご存知だろうか。


ムスリムタウンというのが存在するのを。


新大久保駅を出て、コリアンタウンとは逆方向に行き、路地に入るとこのようにイスラム系の店が密かに立ち並ぶ。

独特のエスニックな香りに、見慣れない文字がズラズラと並ぶ。

店の前には途上国ではお馴染みのガラスケースに、どこで集めたか分からない携帯電話が売られている。


ここは完全にアウェイだ。


さりげなく店に入り声をかけた。


「すいません、ちょっとインタビューいいですか。」


まるでお前誰やねん、と言わんばかりの目で見られ、こう言われる。

「今、忙しいから。私日本語分からないからダメ。」


何軒も回ったがこう突き返されるだけである。


くそ〜何でか。

スマホと一眼レフぶら下げているからか。

バッグにしまい、違うお店に入った。


嫌そうではあったが、一応答えてくれた。


なぜ皆嫌そうなのか。


日本ではこうした単純労働は外国人労働者は出来ない。学生であれば週28時間働けるが、彼らは学生ではない。


皆オーバーステイしているのか、難民として住んでいるのか。


んん〜グレーなところだ。


この日は年末とあって飲食店は休みであった。

今度は飯食いに行って、もっと深入りしようと思う。


高田馬場にも、面白い場所がある。



タックイレブンという雑居ビルにミャンマー関連の店がずらりと並ぶ。


ここは通称リトルヤンゴン。


一階にはめっちゃ美味いミャンマー料理屋さんもある。

是非行って欲しい。


私はここの8階に上がった。

全部ミャンマー関連の店。

客もみんなミャンマー人。


ここも、アウェイな感じ。


しかし、ここの人たちは新大久保とは少し違った。


とてもフレンドリーでインタビューにも答えてくれた。


ここの人たちは約30年前のミャンマーでの迫害から逃れた人たちであり、皆難民としてお店を経営している。


中には、ロヒンギャ族の人もいた。


今高田馬場には約1000人のミャンマー人が暮らす。


この大都会新宿にはこんなにも外国人が住んでいるのだ。


外国人労働者の肩身の狭さを感じた。


新宿区に住む者として、区ではもっと住みやすい環境作りがされないのかと思うところだ。


皆さんにも是非知って欲しい。そして行って欲しい。


自分なりに何か感じて欲しい。

子どもの学校はどうなっているのか。コミュニティはしっかり整っているのか。

そもそもここに住み、暮らして行くことを公的に認められているのか。


次は、阿佐ヶ谷のネパールタウンに行ってみようと思う。