ありがとう
先月、17日から26日まで開催させて頂いた、金川信江写真個展『軒に咲く』
お陰様で無事終了いたしました。やっと少し自由が戻ったようで、皆さん他にもやりたいこと行きたいところもあったのではというタイミング、お時間作っていらしてくださった方々に本当に感謝しています。ご来場くださった皆様、応援支えてくださった皆様、ありがとうございました。そしてこの土地この空間でしか出せない味と意味合いの展示を実現させてくださった、会場のリーディンライティンブックストアの落合さんに感謝申し上げます。今この時だからこその表現として急遽決意し、準備開催となりました。バタバタとして心配をお掛けしたかもしれません。
一週間が経ち一呼吸おいて振り返り、やはり頑張って開催して良かったと思います。大変だったけど^^;
御神輿あっての軒花提灯、始まりの1枚は三年前リーディンライティンの前で撮ったものです。これだけ象徴的に額装しました。寿ニの立派な町会神輿と、三社祭令和元年の軒花提灯が写っています。他殆どの作品は、会場の特徴的な壁を活かして吊す形の展示にしました。軒花提灯が掛かるイメージを連想し、壁の隙間とも丁度幅があうと思い、当初メーンで使いたかった木と紐で出来ているポスターハンガーが少ししか手に入らず、目玉クリップと台紙を使い工夫しました。いずれにしろこだわったのは1点で吊すこと、そして後ろに若干の空気の層があること。自由に呼吸しふわりと存在しているかのように。
開催時期は6月、梅雨時なので心配したのは、写真がくるっくるに丸まってしまわないだろうか、、と。↑の写真は最終日、なんとか許容範囲でおさまってくれました。思ったより雨が少なくて幸いでした、猛暑日まであって驚きました。今回使った写真用紙は、展示方法も考慮し紙自体に強度もありそうな FUJIFILM の画彩です。艶もあり発色もよく、光や風を感じる作品によいのではと選びました。
この梁いいですよね。全てを新しくするのではなく、元材木屋だった個性を活かして改装し営まれている本屋です。時の流れ、町の歴史が宿っています。軒花提灯があるようすを、過去、現在、未来を感じる光景とした『軒に咲く』、この空間にも同じ要素を感じています。
その近い未来の中に、また音楽と写真を組合わせたコンサートをさせて頂けることも思い描いています。
そして、お祭の軒花提灯、いえ、みんなの無病息災、平穏、幸せを願う、町の人達の想いは、季節が巡りまた戻ってきます✨️
展示もいつか またね👋
#かねかわのぶえ