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先生たちの負担問題

2018.01.20 22:20

#カラフル教育クラブ


横浜の教育をカラフルに、横浜の教育を多様性のあるものに。

そのためには、先生たちの負担問題にもきちんと向き合わなくてはいけません。


どんな素敵な先生も余裕がなければ、子どもたちと向き合うことは出来ないからです。


子どもたちにどんな教育が良いのか考えていくと同時に、先生たちの負担問題についても改善していけるよう働きかけていきたいと思います。


先生たちの負担問題に取り組んでいらっしゃる妹尾先生の著書、Amazonのレビューの欄に現場の先生の声が載っていました。


先生たちは声を出しにくい、出す暇もない、もしかしたら自分たちの大変さに気付いてる余裕すらないのかもしれない現状のなかとても分かりやすい内容となっているかと思います。


保護者としてはイベントが多いほうが楽しいかもしれない。

でも先生たちにとって、子どもたちにとってどうなのか、この辺りも明らかにし、本当の意味で保護者や先生たちが共通の理解を持ち連携していけたらいいなと思います。







Amazonレビューより


❬❬まず 教科指導以外の仕事を減らす❭❭

投稿者dfg***2017年9月15日

働き方改革が叫ばれる一方 大多数の教師は真面目に献身的に働いているのでますます仕事が増えます

40年前と比べれば明らかに教師の仕事量は増えています

その原因は 教科指導以外のことがどんどん増えているからです

具体的に言えば ①教育委員会等から指示される報告・記録文書の増加 

        ②他団体からの要請です

①の報告・記録文書の増加は一般社会で「説明責任」や「安心安全」が問われるようになってからです

いじめ・不登校については 件数、日数の記録 指導・家庭訪問の記録 対策委員会の記録をはじめ

様々なものを月毎に報告しなければなりません ほかには 施設・備品の安全点検の記録 生徒の個別指導の記録

給食費未納金の請求記録 教員の出退勤の管理 学校経費

・PTA会計の報告・・・・・・

あげたらきりのないほどたくさんあり、何か事件が起きるたびに報告文書の数は増えるのです

それは 学校教育課からだけでなく 学校管理課 保健給食課 交通安全課 社会教育課などからも

子どもや教師 安全管理にに関することなら何でもあります

こうした傾向は文科省から県教育委員会 市教育委員会に流れ 学校現場に広がるのです

教師の放課後の時間は 授業準備より報告文書作成に多く費やされます

IT社会は企業も同じでしょうが ますます文書作成事務を増やしています

②の他団体からの要請とは、生徒の地域イベントへの参加 作品コンクールへの応募

防犯・薬物乱用防止講演会 租税教室 人権学習会 赤ちゃん抱っこ体験教室などの体験活動 ボランティア活動の依頼・・・・・など

各団体は学校に依頼すれば何でも引き受けてくれるというつもりのようです

他団体は校長に依頼すれば 何百人という人を動員でき自分たちの実績にもなります

教員はそうした依頼を良心的に受け止めてやり遂げようとします

それぞれの立場(団体)から考えれば大切なことであり 子どものためかもしれませんが

実行するのはすべて教員です その準備のためにたくさんの時間を費やします

そして子どもにとっては授業の時間が削られます

加えてマスコミは児童生徒の事件が起きれば すべて教師や学校の対応が原因のように報道するので

なおさら事態は深刻です さらに学力テスト等で学校間の競争を煽る風潮もあります

学校への期待や課題が増大しても、国や教育委員会から人の増員はなされません。

教員も良心的ですので、スクラップ&ビルドということはなく、ビルドの連続です。

こうした風潮をまず改め 教師が本来の教科指導や子どもとのふれあいに時間を取れることが一番大事だと思います

書評ではありませんが・・・・・