霊障への対応
【ラップ音】
ラップ音は全てが悪いものとは限りません。
その場にいる浮遊霊が鳴らしていることもあれば、守護霊がメッセージとして鳴らしていることもあります。
ラップ音で重要なのはそれがどんな音か。
要注意なのは「ドーン」といった大きな音や鈍い音。自分や身内に災いが起こる前ぶれの可能性があるので、その場で「柏手」を打ち、気を引き締めて過ごしましょう。
「パキッ」などの細かい音はちょっとした忠告の意味合い、あるいは励ましの可能性が。
鐘のような音、金属片を落としたような音は、努力を誉めていたり何かの吉兆だったりします。
総じて嫌な気を感じる音の場合は柏手を打つのが良策。
【金縛り】
金縛りは基本的にネガティブな霊の仕業。
自身の波長が低くネガティブな状態に陥っていると、それに応じた低級霊が寄ってきて結果、金縛りが起こります。
身体が疲れていると金縛りが発生することがありますが、それは霊的金縛りではないのでスピリチュアル的には何の問題もありません。
霊が関与した金縛りの場合、前兆として耳鳴りや雑音が起こり、辺りが渦巻くような目眩を覚えます。
その後ふっと一瞬の間が空き、すぐに動けなくなり霊の感触や気配に支配されます。
金縛りを解くには動けなくなる前の耳鳴りの段階や一瞬の間が空いたときが勝負。
ここで丹田に力を入れ、息を思いきり吐くか寝返りを打ってください。
それが出来なかったときは「念彼観音力(ねんぴかんのんりき)」と心の中で何度も念じましょう。これは観音経の一節で魔を跳ね返す力が秘められています。
【心霊写真】
心霊写真の多くは偶然そこに居合わせた浮遊霊や地縛霊がたまたま写り込んでしまったケースが大半です。
ですから心霊写真や動画が撮れてしまっても慄く必要はありません。
しかし一抹の不安があるようなら、然るべき所へお焚き上げに出すのが良いでしょう。
自分で行う場合は灰を土もしくは海へ撒く。
スマホで撮った写真であれば即削除しましょう。
心霊写真の中には身体の一部が透けていたり、完全に消えているものが稀にありますが、あれはその箇所のケガや病気を暗示しています。守護霊からのメッセージなので真摯に受け止め当面は注意して過ごしましょう。
【憑依】
憑依現象は取り憑く霊が悪いと思われがちですが元凶は人間側にあります。
人間が負の感情に苛まれ波長が低下したことにより、そのレベルの低級霊が磁石の如く寄ってきて一体化してしまうのです。
波長を高く維持していれば基本的に憑依現象は起きません。
仮に憑かれてしまった場合、これは自身ではどうすることもできません。
肉体を奪われているわけですから、処置をしようと試みても思うようにはいかないのです。
第三者に神社仏閣あるいは霊能者・拝み屋さんの元へ連れていってもらい除霊する他ありません。
ただそこで解決しても、再び波長が下がれば同類の霊が忍び寄り同じ目にあってしまいます。
「心持ちを高く」。それが憑依を回避する唯一絶対の術なのです。