2021年度 第3四半期決算を発表

1月31日、本年度の第3四半期決算を発表しました。

10～12月の第3四半期の期間は、半導体不足などの影響から第2四半期に引き続き、自動車の減産による影響がありました。

また、鋼材を中心とする原材料の価格や輸送費が高止まりした結果、利益面でも影響を受けています。

そのような中でも、従業員の皆さんが日々の業務に一生懸命取り組み、間接費削減などの収益力改善に取り組んでくれた結果、事業利益は黒字を確保できました。

ありがとうございます。

連結売上高：3,215億円（前年同期比：+13.3％）

事業利益：11億円（前年同期比：+66.4％）

親会社の所有者に帰属する四半期利益：△46億円（前年同期比：+27億円）

この期間においても、自動車用品部門が厳しい外部環境によって苦戦を強いられている中、一般産業用品部門が引き続き健闘し、利益を生み出してくれています。

2021年度 通期見通しは変更なし

本年度通期の見通しについては、修正していません。

連結売上高：4,550億円

事業利益：60億円

親会社の所有者に帰属する当期利益：△43億円

1月～3月の第4四半期については、挽回生産が予定されてはいますが、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響や半導体などの不足により、従来にも増して日々受注状況が変動しています。

この変動に合わせて柔軟な生産対応が必須となってきますので、皆さんのご協力をお願いします。

また、原材料価格高騰の影響に対しては、お客さまに、この大きな状況変化を訴求し、一部従来ルールを変更し、年度内に反映していただけるように交渉を実施しているため、こちらはプラスの影響となる見込みです。

お客さまにも「変化に柔軟に対応」していただいています。

社内でも引き続き各部門では、状況の変化に柔軟に対応できるように、重要度や緊急度を見極めながら、適切な対応をお願いします。

このような、先行きが見通しにくい状況でこそ、「萬事入精」の考え方が大切です。

日々の仕事、目の前の業務に対して一生懸命、誠実に取り組むこと。

もちろん、私や役員・職制の皆さんは、先行きが見通せない中でも、少しでも情報を収集して判断を行っていく必要があります。

従業員の皆さんへ

今後も、働き方が流動的になる可能性が高く、忙しい時期と業務が少ない時期が発生すると考えられます。

忙しいときには、業務の優先順位をしっかりつけ、業務を改善し効率的な対応をお願いします。

少し時間が取れる際には、広い視野で仕事を見て、業務の幅を広げてもらいたいと思います。

また、何度も繰り返しになりますが、事業運営の基本「S.E.C.Q.（安全・環境・コンプライアンス・品質）」を忘れないでください。

本年度も残すところ2ヶ月です。

コミュニケーションを大切に、萬事入精の精神で、日々の業務に向かい合っていきましょう。