6月27日(月)稽古日誌
2022.07.04 12:49
佐倉合気会にて稽古に参加した3人が揃ったので、学んだ技について思い出し反芻する研究稽古とした。
肩取からの一教。取は持たせた位置を自らの道着を掴み示す。大きく側面に入り、受の肘を真下に落とす。受が立ち直るタイミングで、手刀で肘を返す。この時に一重身になりつつ自らの肘を押し出し、受を攻めることが肝要。
横面打ちから入身投・四方投・小手返。横面打を捌いて受取が直線上に対した際に、入身投・小手返では取の手背が受の手背に、四方投では取の手掌が受の脈部に繋がっていることが肝要。受を引き落とす、あるいは払い背面を向けさせる捌きとは別。四方投では最後に手首関節に加えて肘を抑えて極める。
両手取り入身投げ上中下。
下段 後脚の手は持たせた位置を変えずに大きく踏み込んで入身転換しつつ、肘を受の肘に合わせるように。前脚の手は掌を上にして親指方向に抜くと両手を切れる。
中段 片手取四方投の捌きで、受の持ち手を剥がし取る。
上段 後脚の手を切り上げて外す。後脚を大きく踏み込み、腰・肘を前進させて攻めることが肝要。
崩し方として、受の肩中に肘を合わせるように軽く押しつつ真下引く。同時に他方の手を受顔面に沿わせて挙げてゆく。両腕で受を反らせるように。
半身半立ち両手取り四方投。取は半身に構える。座技として振りかぶり向きを変えた後に手の高さを変えずに立ち上がる。跳び受け身を取るか、取の動作に合わせて動き始めないと受け身は難しい。