Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

6月30日(木)稽古日誌

2022.07.04 12:50

指導部員のみの稽古であったので研究稽古とした。

受の肘を攻める側の腕について。正面打ち一教では、取は受の肘に合わせる側の肘を内側に折込み体幹につけたまま肘の力を抜いて腰で押し出す(受の両脚の間に一歩踏み込む)。月曜稽古で研究した肩取一教では返した手刀で受の肘を返したが、これも腕の力でなく肘の力を抜いて外側に踏み込んで腰で押し出す。横面打一教(入身)では打ち込みを止めたあと、肘で受の肘をかち上げるが、これも外側の脚を踏み込みつつ腰で押し出すとことが肝要。

三教について。三教に極めるとき、手関節を背屈、さらに親指側にやや屈曲させた状態で三教に決める。表裏共に、極めた手で受の顔面に当身を入れる(あるいは顔面を切る)ようにして受を浮かせた後、曲げた肘の曲線に沿って斬り下ろす。受の肘が伸びると効かなくなる点を注意する。受の肘が落ちてから、手を添えてその場に落としおさめる。一教で落としてから三教に持ち替える際は、一度落とした受を再び浮き上がらせることになる。

後半は木剣の基本稽古とした。

壱の素振り。振りかぶった時に頭上に三角の隙間ができるように。切り下ろしは木剣の重みで。

六の素振りで切り返した後、木剣は正面を通っているか。左手で木剣を操作することが肝要。特に左側に切り返す時は左手を大きく右上方に突き出すことになる。

三の組太刀。受太刀は常に自分の正面を守るように。焦って自ら打ち出さないように。眼は常に相手を視る。