ホークス助っ人列伝(4)デニス・ホールトン
2018.02.01 03:00
2008年ソフトバンクホークスに入団したデニス・ホールトン。
その前年メジャーでリリーフ登板していたこともあって
ソフトバンクではリリーフとしての活躍が期待された。
ところが1点リードや僅差に登板して試合をぶち壊すこと多々。
私が見に行った試合では福岡ドームのVS阪神タイガースとの交流戦。
1点リードの9回でフラフラピッチングで何とか二死までこぎつけるも
逆転負けでトラファン大喜び、その日
中州でやけ酒を飲んだのは言うまでもない。
その後先発に転向。
08年は4勝、09年が11勝、10年が8勝。
先発ローテには入っているが防御率が悪く、
見ていても安心できない投手ではあったが2011年は
なぜかホールトンが登板する日は打線の援護も多く、19勝を挙げて最多勝。
チームの8年ぶりの日本一にも貢献した。
・・・なのに、その年オフ、ソフトバンク残留を拒否。
翌年FA移籍となった杉内とともに巨人に入団した。
巨人では12年12勝8敗、13年9勝4敗。
ソフトバンク時代とさして変わらずこんなもんでしょと思って見ていたが
巨人は2011年の19勝のような結果を期待していたのか2年で解雇された。
その後、韓国の起亜タイガースに入団するもシーズン途中で退団。2014年で引退した。
NPBでの成績は6年間で63勝39敗。
悪くはない…というか、そこそこ安定した成績を残しているし、
ソフトバンクでも巨人でも優勝時のローテーション投手だったのにかかわらず、
いまいちいい印象ないんだよなぁ。
ちなみに今は、オリックスの駐米スカウトをしているそうです。