当店のウリは何?!④【パラゴンが奏でる音楽《後編》】
3.更なるレベル・アップへの挑戦~わざわざ全国から聴きに来ていただくために~
(1) 決断
顧問=音作り担当として、このシステムと格闘すること、3年半。
この年初、機器のメンテナンスがようやく終了。
再度改善に着手。自分で出来ることは全て実施。
残念ながら、目標とする「全国レベル」には到達出来ず、悶絶。
そしてそんなある日、あるものと出会い、閃き、そして即決。
(2) 出会ったもの:新品のまま、眠るオルトフォン CG-25Di
(3)閃き、即決したこと:音作りを、とあるプロに託すことにしました。
(4)説明しよう ♪ (突然ですが、タイムボカン風に)
完全にマニアックな話なので骨子のみ。詳しくは後述の「注」にて。
①音作りは何とかなる(注1)
②でも、そのレベルの高さを客観的に証明するのは困難(注2)
③でも、このモノラル・カートリッジの銘機があれば、それが出来る!(注3)
④よし!それなら、あの方にこの先の音作りを託そう。
(5)結果
①全面的にオーディオ・システムのチューン・アップを実施
②モノラルカートリッジの銘器 『オルトフォン CG-25Di』を導入
③当店のパラゴンが奏でる音楽は
「このモノラルカートリッジの銘器に見合ったレベルにまで磨き上げられた」と自負(注4)
さてさて。。。
これで、全国から、この大分の山奥まで、わざわざ聴きに来ていただけるレベルとなったのでしょうか?
それは、お越しいただいた皆様のご判断に委ねさせていただきます。
【続く】
(注1)音作りは何とかなる
いやいや、何ともならんやろう?!
厳しいツッコミをありがとうございます。確かに、おっしゃるとおり。
音作りは、プロであろうが誰であろうと、そんなに簡単なものではない!と前置きした上で。
【音作りを誰かに任せて上手くいくポイント】。
依頼人の期待に応えられる凄い人※1を見つけること
幸いなことに、私の趣味は九州のジャズ・スポット巡り。九州中をグルグル回ること、約10年。この中で得た人脈がここで大輪の花を咲かせました。
※1:依頼人の期待に応えられる凄い人とは
依頼人が持っているどんな音楽をどう鳴らしたいというイメージ※2。それをちゃんと理解した上で、その音楽がその場所で更に高いレベルで聴けるように改善を図れるとてつもない才能をお持ちの方のこと。ちなみにそんな有難い方はそうそう存在しないと思いますので、為念。
※2:蛇足ですが。。。当然ながら、どんな音楽をどんな風に鳴らしたいのかというイメージをしっかり持つことが、全てを決める最重要ポイント。
ちなみに我々は、想像が実体験/知識を超えることは難しいと考えているので、元々持っていた好みをベースに、出来得る限り、最上級のライブ/演奏会/店/個人宅の音楽を聴き、話を聞き、本を読み、そのイメージを少しずつ固め、高めてきました。
(注2)そこで鳴っている音楽のレベルの高さを客観的に証明するのは困難
前回は「音量」というキーワードに全てを集約したのですが、それ以上のレベルの高さを証明することは難しい。
ということで、実はこれが一番の悩みの種でした。
(注3)このモノラル・カートリッジの銘機があれば、それが出来る!
①オルトフォン CG-25Diは、モノラルカートリッジの中でも銘器と呼ばれる逸品。
②このカートリッジの導入=そこで鳴らされている音楽のレベルの高さも想像出来るはず。。。わかる人にはわかるはず。いや、わかってほしい。と願いを込めて。
ということで、これはもうおわかりのとおり、「虎の威を借る」発想です。
まぁ、何せ、ここは大分の山奥。やっぱり狐か、それとも?笑
【参考】
・このモノラル・カートリッジに出会った時の感動は こちら ↓
・これをどのようなシステムで鳴らしているのかは こちら ↓
・その調整についての記事については こちら ↓
(注4)このモノラルカートリッジの銘器に見合ったレベルにまで磨き上げられたシステム
①ちゃんとしたモノラル盤を最高峰のモノラル・カートリッジで聴ける幸せ。。。知っているようで、実は多くの方が体験したことのない魅惑の世界。
②そんな魅惑の世界をしっかり描き出せるオーディオ・システムのレベル。
これは、ステレオ・レコード、CD等、他の音源も実際にお聴きいただき、味わってくださいませ。
当店顧問 R35sTutti