課外授業の講師として、高校生の科学絵本作り
2022.07.06 04:31
絵本でSDGs推進協会理事の石橋です。
昨年夏、兵庫県立加古川東高校の夏の課外講座へ、
講師として伺いました。
STEAM教育授業の一環として、高校生たちが科学絵本作りに挑戦する3日間 計12時間の講座で、
初回は、グループに分かれどのような内容にするかを話し合いましたが、
次から次へと溢れるアイデアと高校生たちのポテンシャルの高さに驚かされ、
むしろこちらが学ばせていただいたような3日間でした。
さて、その時に出来た絵本が、
加古川の紀伊国屋書店をはじめ、
大阪梅田の紀伊国屋書店に展示されており、
今年の夏休み期間中は、大阪中之島のこどもの本の森に配架していただくこととなりました。
科学絵本として、身の回りの小さな不思議や地球温暖化をテーマに、
実に面白い着眼点でクオリティーの高い絵本となっています。
ぜひ、高校生の思いを多くの方たちに読んで頂きたいと思います。
こちらの高校へは、昨年に引き続き今年の夏も伺う予定になっています。
今から楽しみです。
なお、この絵本作りは、科学以外にテーマを変えて年齢問わず取り組むことができます。
以前、私が運営する子ども教室(アトリエペタタ)では、3歳(年少児)~12歳(小学6年生)までを対象に
『不思議な種』をテーマに起承転結でお話を作り、それぞれ個人がポップアップ絵本を制作しました。
また、小・中学校の先生を対象にした講演では、この絵本作りのノウハウをお伝えし、
早速中学生の授業で取り組まれたとご報告いただいています。
SDGsをテーマにすることも、もちろん可能です。
参加型講座として、今後がますます楽しみです。
アトリエペタタ代表 石橋幸子