イベント報告:森あるきで二十四節気を楽しもう 芒種 「ハッチョウトンボに出会う夏」
6月14日に「森あるきで二十四節気を楽しもう」を開催しました。今回のテーマはハッチョウトンボ!
この日はあいにくの雨となってしまいましたが、無事にトンボに会えるのか・・・。
湿地に向かって出発です!
まずは細くて長い栗の花が咲いているのを発見!
地面にもいっぱい落ちています。
では皆さん、「栗の花が落ちる」【栗花落】と書いてなんと読むかわかりますか?
正解は「つゆり」です。(最近だと某人気アニメのキャラクターの名前にも出てくることから、もしかしたら子どもたちの方が読めるかも!?)
これは、栗の花が落ちるときにちょうど梅雨入りを迎えることから、つゆりと呼ばれるようになりました。
そして、なんとこの日はちょうどこの辺りも梅雨入りを発表された日で、この字にぴったりの日となりました。
湿地に向かう途中に、雨宿りをしているモノサシトンボを発見。
身体に等間隔の模様がついていて、鮮やかな色をしています。
さあ湿地に到着。
ハッチョウトンボは見つけられるかな?
いました!小さくてもオスのきれいな赤色が目立っています。
何匹か見つけると目も慣れてきて「あ!ここにもいた!」と次々に小さいハッチョウトンボを見つけ、皆さん盛り上がっていました。
近くでは、カキランも見ごろを迎えていました。
最後にはみんなでハッチョウトンボの抜け殻を探しました。
すると、抜け殻についたハッチョウトンボを発見!
まだ羽化したばかりなのでしょうか、羽がキラキラしていました。
参加者の方からは、
「ハッチョウトンボの羽化の様子が見られてよかった。栗花落が印象に残った。」
「今日はあいにくの雨だけど、気温が低くてどちらかと言ったらさわやかでいろんなものが見られてよかった。」
との声をいただきました。
この間梅雨入りを下かと思ったら、もう梅雨明けで今年はあっという間の梅雨でした。
最近は気温がとても高くなってきています。
しかし、そんなときも部屋にこもっているだけではなく、たまには少しだけでも、エアコンの部屋から外に出て、外の空気を感じてみてください。森の緑を感じに来てください。
でももちろん外は暑いので、水分補給をしっかりして体調管理には十分気を付けながらお過ごしくださいね!
(文・写真 こっしー)