潜在意識の声を育てる
ホメオパシー相談会では、クライアントさんの潜在意識の声を育てるということをしていると感じます。
レメディを選ぶということは、本人が気が付いていない部分を本人に知ってもらう行為です。普段は、意識できることにばかり気持ちが集中していますが、意識できない部分に光を当ててもらう機会になっています。
自分ららしく生きるとは?
現代社会では、目に見えるものや実質的なものが中心になっています。
目に見えない世界。精神的な事や霊的な事が、邪険に扱われていると感じています。
だけど、心臓の鼓動一つとっても、人は意識で動かすことも止めることはできません。
心臓はどうして動いているのでしょう?
また、目に見えないのに感じることって沢山あります。
神社やお寺に行った時の清々しい気持ち、逆に怖く感じる方もいるかもしれません。そして、その時の心境によって、顔が赤くなったり、冷や汗をかいたり。
それを制御することできますか?
同じ状況になっても、怒る人もいれば、泣く人もいて、笑う人もいます。
その差って、なんでしょう?物質的、科学的に証明できるのでしょうか?
精神の分野は、その中でも、まだ注目を浴び、受け入れられてきている部分です。
見えないけど、存在する感情。そして、ストレス。そのようなものが病気と関係しているということが、ここ数年で、多くの人に理解されるように、なってきているように感じます。
このように精神世界についての認知は高まってきましたが、そのさらに先も存在します。
まるで、森のように,潜在意識の世界は広く深いです。
そんなに広い潜在意識をだれもが持っているのに、意識できる世界だけを考えて生きていることで、本当に自分らしく生きていられるといえるのでしょうか?
自分らしく生きるという言葉が、意識できる自分らしさを求めることにつながり、
それが逆に自分の首を絞めることになっているように感じます。
潜在意識を育てる
私は、クライアントさんの潜在意識の声を育てて、ご本人に届かせるお手伝いをしているように感じています。
潜在意識の声を聴くこと。それが、その人らしく生きる生き方だからです。
ほとんどの方が、潜在意識の声を無視することによって、症状が出ています。
そして、無視し続けたことによって潜在意識の声も小さくなっています。
なので、本当に症状はありがたいです。
意識にとっては邪魔なその症状。実は、潜在意識の声かもしれません。その場合、最初にやることは、その、潜在意識の声である症状を消すことでしょうか?
まずは、潜在意識の声を十分に聴きます。それをすれば、潜在意識は症状という声を出さなくなることがほとんどです。聞いてほしくて、出していたのですから。
そして、その声は、あなたを苦しめる為に出しているのではなく、あなたがあなたらしく生きられるために教えてくれているのです。
<a href="https://pixabay.com/ja/users/nature_brothers-19732775/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=6122490">Lian und Sander Baumann</a>による<a href="https://pixabay.com/ja//?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=6122490">Pixabay</a>からの画像