Palermo 食べ物ノート
食べるために生きてます。うまいものを食べたいので旅します。ご飯の美味しい国しか行きたくないです。ただ胃が思ったより強くないのと、年も重ねましたので、昔ほど食べられません。😢
あと並ぶの苦手で、人がいっぱいすぎるのが苦手。好きなトラットリア見つけると、もうそこに何回行くの?って言うぐらい通います。
ヴェネツィアでは同じ店に連続5日、プローチダも4回、アナカプリも2回、もうアホみたいに昼と夜通って最早店の人顔見知りになったりします。
今回のシチリア旅、アラブやギリシャ、アフリカも混ざって、さぞかし美味しい料理をたらふく!と思ってましたが、思ったよりも食べる量減った。あと疲れすぎたり、お腹空きすぎて妥協して、まあソコソコなも食べたり。
さあいってみよう。
初日、着いたのはお昼過ぎの14時ごろ。パレルモのレストランはお昼は12時30分ごろから3時30分ぐらいまで。まだ地理感がないので、ホテルから一番近いメルカートBallaro付近のトラットリアでも探そうかと。
左上にBallaro, 右上がCapo、真ん中下がVucciria。テクテクでそれぞれ15分ぐらいでいけます。
で、Ballaroの真ん中にあったトラットリアに入りました。大衆食堂的でしたが、ローカルイタリアンの観光客が来てた感じ。
Caponata de Melanzane なすのカポナータ。ナスのトマト煮込みです。一度油通ししたナスをトマト、オリーブ、セロリなどで煮込んだ料理。カポナータはシチリアや南イタリアでよく食べる料理で、ナスのカポナータの他にも、タコのカポナータたカジキマグロのカポナータも見かけた。おフランスのラタトゥイユと比較される事が多いのだけれど、ラタトゥイユは油通ししてないし、ズッキーニもいっぱい入っててアッサリ。カポナータは結構深い味。めっちゃうまい。油通しした茄子がトマトでクタッとなってるなんて、美味しくないはずがない。カポナータは飲み物です。
エビとトマトとピスタチオのパスタ。ピスタチオってのがシチリアよねー。結構ぽっちゃりなお姉さんが、すんごい美味しい、とおススメしてくれたので、アッサリ目のパスタではないだろうなと予測してがっつり正解。美味しかった。美味しかったけど、私の胃には負担が…
でも、この2つとグラスの白ワインで19ユーロ。かなりお安い部類のトラットリアでした。ごめん、トラットリアの名前覚えてない。お腹空きすぎてて。でもBallaroのど真ん中できっとわかりやすい。
この日はアジア→フランクフルト→ミュンヘン→パレルモと合計21時間移動で疲れてたので、17時にはホテルに戻ってチェックインを済ませて、就寝。ひとり旅だとこういう明日のための体力とか食欲温存を自分で決められて好きです。
翌日。朝食ビュッフェがイチゴやオレンジやヨーグルトに、カプチーノのみで済ませて、いくぜ!!
Capoへ!
カテドラル側から入って歩いて行くと左手にエノテカとこんなのが!!!横ではじゃんじゃん揚げ物作ってます。
あああああああ!!たこ!!!
ユデダコにレモン、オリーブオイル、イタリアンパセリのみのシンプルつまみ。その横はタコとジャガイモの和えたっぽいもの。
イワシ!!!!!イワシをスタッフィングの周りにクルッと巻いてオリーブオイルでグリルかな。たこ焼きみたいなのは、カジキマグロのハンバーグボールみたいなのをオニオンレーズン白ワインっぽい感じで甘酸っぱい煮込み。
フリットミスト。海鮮揚げやエビ揚げ。
カポナータやエビ丸々グリルも!
そしてエビの丸揚げ並んで、なにやらクタクタに煮込んだセロリ丸一本揚げ。
興味あるけど手が出ない…あれ食べたらあとなにも食べられないし…
と言うことで。大好きなタコちゃんとイワシと、プロセッコを市場のど真ん中のエノテカで外テーブルで。あーー。シアワセ!!
つづく