キックプレートを考える(軌道編)
シュート軌道について考えてみたいと思います。(文字多め)
流行りは弾丸ライナー系だろうか・・・・
ゴロシュートも回転力があればわりとイケてる場面もあります・・・
ライナー系は高ささえ決まれば、距離を気にせず打てるというのが魅力です。 どこからでもシュートが撃てるのはエースストライカーとして大事な要素です。
欠点はゴールが見えないと打てないことかな・・・・(直線軌道なので
ピーク時の軌道の高さがゴールの枠以下であれば、どこからでもシュートが決まる可能性がありますが、防がれやすい。
ミニロボの高さとゴールの高さは似たり寄ったりなので、その高さでシュートを打っても入らない可能性が出てきます。
そこで、少し軌道を上にしてみるわけですが、
今度はゴールに入らない可能性が出てきます。 射程距離を気にしなければならなくなるという問題があるので、シュート体勢に持ち込めるかどうか、、、
なので少し上級者向けになると思います。
逆に、シュートを打つポイントが決まってしまうので、防ぐことも可能になります(そもそも撃たせなければよい)
この両極端をいかにいいバランスで実現するかがポイントになります。
超適当で申し訳ないですが、ざっくり↑なイメージ
キックプレートによる軌道の違いは、ボールに対してどのような角度と接触面かで決まります。
キック力はその軌道のサイズが変わります(通常射程距離が延びる)
厳密にはキックアームの形状も影響していると思っていて、まっすぐな棒の先端で打つのと、作用点に対して直角に力が加わるのとでは飛びが違うのではないだろうか・・・(未検証)
そしてキックアームのストロークも軌道に影響している・・・(未検証)
もちろんキックプレートの素材も大きく影響します。
とにかく速い機体なら、一瞬で相手をかわしてシュートを打てるはずなので、一撃必殺のライナー軌道でガツンと決めるのがカッコいい感じがします。
パワーで押し込むことも可能です。
かなり練習が必要なのと、キック機構も改造が必要です。
キック力があるだけでは決定率は上がりません。
何より外した時にボールが自陣まで戻ってきて相手のチャンスボールなる可能性もあります。
決定率をどう上げるかが課題です。
ドリブラーな機体なら、自分の射程になるまで相手を翻弄してシュートを決められるL字(プレート)系の山なりもこれまたカッコいいです。
ちょうどミニロボを越える絶妙な高さのシュートをゴールの隅に叩き込むことも可能でしょう。
接近戦でもシュートが撃てるため総合的な攻撃力は高いと思います。
ふわっと浮くので、何が起こったかわからないライナー系よりも、失点までの時間が長く感じられてスローモーションになります(; ・`д・´)
防ぎようがないので失点時のダメージが大きい・・・
とにかくシュート打たせないようにするしか方法がないです。
キーパー泣かせですね。。
穴あき系のキックプレートは、電池交換のために開ける必要がある人もいると思いますが、何よりボールの下を蹴れるというのが大きいです。
枠の下のフレーム部分でボールの下をとらえて蹴り出しますが、最近は薄く削ってしなりを利用したキックにしている人が多いように感じます。
(しなりよりも軽いことの方が影響大きいかも)
厚さ、幅(上下)、高さ、確度によって軌道をコントロールできるので、その他のキックプレートより応用が利きます。
加工するのが大変というのが欠点でしょうか・・・
これといって正解があるようにも見えないので、自分のミニロボに合った形状を見つけられるかどうかがカギとなります。
キーパー専用機なら、前線に素早くフィードするための強いキック力と、相手に邪魔されない高い軌道があればいいですね。
コート外に出すとドロップボールとなって時間の無駄なので極端なものはやめた方が良いと思いますが・・・
自陣ゴールからシュートを決められる長距離砲搭載というのもカッコいいです。
以上ざっとおさらいしつつ、
いろいろなパターンを試したり、チームの性格や相手に合わせて変えたりできるともっとミニロボの試合が面白くなると思います。
操縦するほうは大変かもしれませんが、ネジ1本で交換できるので予選と決勝で闘い方を変えてみるとか、対策されないようにリーグ戦は変えてみるとか、、応用はできそうです。
*車検的に交換禁止とも書かれていないので車検時に使う枚数だけ持って行けばセーフなのかな・・・
さて、次はどんなキックプレートを作りましょうかね?