コンテンツ作りにあたってやってはいけないこと
コンテンツ作りにあたってやってはいけないこと
ホームページの集客効果には、コンテンツの質と量が関係すると前回のブログで書きましたが、今日はもっと具体的にそのことについてお話したいと思います。
まず、2022年5月6日にGoogleオフィシャルブログで公表された検索順位に関するガイドラインをご紹介したいと思います。
ここには、「サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか。あるいは、検索エンジンで上位に表示されることだけを狙って作成されているか。」や、「記事は適切に編集されているか。急いで制作されたような印象を与えていないか。」など、コンテンツの品質に関する記述があります。
また最後の方には、「質の低いコンテンツは削除や改善するように」との説明もありました。
このことから、検索順位を上げるにはコンテンツが重要だということがわかります。
そこで今日は、コンテンツ作りにあたってやってはいけないことについてお話したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
他社のホームページからのコピーを掲載してはいけない
他社が運用するホームページの文章や写真をコピーして、自分のホームページに使うのは著作権違反となる可能性があるので注意が必要です。
コピーコンテンツについてはGoogleのガイドラインでも触れられていて、検索順位を下げる原因にもなりますのでオリジナルを使うようにしましょう。
参考コンテンツとして紹介したい場合には、引用先がわかるようにちょこっとその旨を追記します。
ただし、引用元によっては「無断引用や転載禁止」と記載があるサイトもあるのでその辺りも確認しましょう。
また、専門分野の業種でよくある話ですが、「この文章いいなあ~」と思って安易な気持ちでコピペすると、それが商標や著作権などの権利を侵害する場合があります。
弁護士が入るともう賠償金が発生する可能性があるので、技術に関する記述は絶対コピペしないよう注意しましょう。
個人が特定できる情報は掲載してはいけない
個人を特定できる情報を掲載するのは、権利の侵害であり法に触れる行為です。
個人情報保護法では、生存する個人を特定できる情報を個人情報と呼び、名前・勤務先・住まいの住所などのプロフィールが加われば、その人が誰であるかを特定できると個人情報となるとされています。十分注意してコンテンツを作るようにしましょう。
また、文字情報だけでなく、街を歩く人など写り込んでしまった第三者の写真も注意が必要です。
本来写り込んだ写真を使用する場合は本人に確認しなければなりません。 「これぐらいなら大丈夫だろう!」と思って軽い気持ちで使うのは危険。
できればボカシ処理をするなど本人が特定できないよう加工して使うようにしましょう。
今は、画像検索をすればバレてしまう可能性があるので本当に注意が必要です。
大きなサイズの写真は使ってはいけない
最近はカメラの性能が上がり、スマホや一眼レスを片手にパシャパシャ撮影する人が増えています。
しかし、撮った写真をそのままホームページに貼り付けるとサイズが大きく、ページの表示速度が遅く通信料に影響する可能性があるので注意が必要です。
この表示速度もSEO対策には重要な要素で、遅いページは評価を下げるとしています。
ですから、「1GB以上の写真」などデータ量の大きいものは絶対に使わないようにしましょう。
スマホやデジカメで撮った写真は一度編集ソフトでリサイズした後に使うことをおススメします。
特に動画は写真よりも容量があるので、そのまま使うのは止めましょう。
インスタグラムやYoutubedeでは撮った動画をそのまま使えても、ホームページにはそのまま使うと危険です。もし使うなら、Youtubeのアップ先URLをリンクするといいでしょう。
まとめ
如何でしたか?
今日は、コンテンツ作りにあたってやってはいけないことについてお話してきました。
ホームページのコンテンツは、将来の集客に大きく影響を及ぼします。
これから3~5年後。新規開拓に困ることのないようにするためには、同業他社の様子を知りそれに負けないコンテンツを用意することが必要です。
私たちプロはターゲットに対して何を伝えるべきかをお客様と一緒に考え「取材 → 編集 → 校正」を行い、SEO対策を考慮した集客力のあるコンテンツをお作りします。
これまで数百件以上のホームページを制作してきたスタッフが担当しますので、お気軽にご連絡ください。