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【自由と美しさが結集したロードバイク】AETHOSの魅力に迫る

2022.07.08 09:10

スペシャライズドのロードバイク、
AETHOS(エートス)のお問い合わせが増えております。


↑こちらのサテンカーボン/ジェットフュエルカラーは、最軽量カラーとなりフレームの実測重量は587g(ハンガー、FD台座、ボトルケージボルト付重量)


もちろん重量の軽さがこのAETHOSの魅力ではありません。

最大の魅力とは何でしょうか。

それは


『自由でシンプルな美しさ』


全てはその言葉で説明がつきます。



【AETHOSはレースバイクではありません】

AETHOSは決してレースバイクではありません。

『勝利すること』を目的としてるTARMAC SL7やROUBAIXとは違います。


徹底的に無駄を無くし、純粋に走りを楽しむ事をコンセプトに開発されたのがこのAETHOSです。


しかし、多くの一般ホビーレーサー達はTARMAC SL7を選ぶと思います。

それまでTARMAC SL7は「世界選手権2連覇」「ツール最多ステージ勝利」「ジロデイタリア総合優勝」などといった多くのレースシーンにおける実績もあり、TARMAC SL7は間違いなく速く走れます。

しかし、レースを目的としない一般ライダー達においては、必ずしも『速さ』が心地いいと思うわけではありません。

↑私店主が乗るTARMAC SL7


昨今の多くのメーカーのロードバイクは、

・専用シートポスト

・専用ハンドル&ステム

・ワイヤーフル内装

全てにおいてトータルで最適化され、フォーミュラカーのようなデザインがされております。

まさに完全形態です。

それゆえに、ハンドル、ステム周りもポジションを一度決めると変更がしづらく、一般人にとっては汎用性が乏しいと言えます。

言い換えれば、トータル設計されたその構造は、ライダーの「選択肢」を狭めます。



【誰もが乗りやすいAETHOS】

AETHOSは管理もしやすく、とても軽く、快適なバイクです。

簡単な規格で簡単な構造>>

ハンドル周りのブレーキホースは外出し設計。

ハンドルやステムも自由に選べます。

BBもねじ切りBBです。

そのためご自身でバイクを組み立てるサンデーメカニックの方であっても扱いやすい構造です。


シートポストを自分に合ったものへ変更可能>>

シートポストも一般的な27.2mmの丸シートポストで、多くの他社のシートポストを使う事も出来ます。

デフォルトでは超軽量な「ALPINISTシートポスト」が付属します。

↑ALPINISTシートポスト


乗り心地においても、シートポストでカスタマイズ可能です。

これを例えばスペシャライズドの振動吸収性の高い「TERRAシートポスト」に交換してしまえば、サドルへの突き上げに関してのみ言えば

「ROUBAIXにも匹敵するほどの快適な乗り心地」が手に入ります。


サドル位置の再現性の高さ>>

さらにフィッティングの結果から、サドルの後退幅が調整しきれないなどの不都合があれば、他社のシートポストでより大きいオフセット量のシートポストなどもご提案することができます。

エアロシートポストなど、そのバイクモデル専用シートポストを採用しているバイクだと、そのメーカーから販売されているそのモデル用のシートポストしか使えませんので、フィットの自由度が損なわれます。


誰にも知られたくない!脚の短いアナタにも>>

さらに比較的シートチューブ長は短め設計で、脚の短い方でもかっこよくシートポストを見せつけることができます!

これは外観的な都合ですが、結構重視する人は多いですよね( ´艸`)



【すべては思いのままの乗り味を追求した結果】

知っていただきたい重要なことは、開発陣は「軽さを最優先に開発はしていない」という意図です。

特に、フレームはエアロ形状をしていませんので、ライダーのフィーリングを最優先に作れます。

全てを最適に最速に設計されつくしたTARMAC SL7も、大変素晴らしい踏み味になっています。

しかし、それはレースで勝つための乗り味であったり、選手に向けた剛性感なのは否定できません。

一般ライダーさんが「心地よい」と感じる乗り心地を追及しているのがAETHOSですから、TARMAC SL7とは全く異なる乗り味なのです。


スプリントではやや遅れて反応します。

高速度域の伸びもありません。


速さに対して文句のつけようのないTARMAC SL7比較で、あえて悪い印象を先に上げましたが・・・

非常にマイルドで、過剰な剛性感も無く、ロングライドやヒルクライムでもリズム良く乗りこなせます。

ダウンヒルも軽快に下ります。

剛性不足というわけでなく、メーカーが考えつくされた剛性バランスなんですね。


↑2022年カラー:クールグレー/カメレオンアイリスティント/ブラッシュドクローム

2022.7.8.現在店頭在庫あり(52サイズ)



【シンプルと美しさ】


AETHOSのカラー展開は、あえてコテコテなレーサーなデザインを避けて、大変シンプルなカラー展開をしています。

その色使いは、高級なコスメ用品や、ブランドバッグを連想するよう・・・


「ルックスのシンプルさ」と、「構造上のシンプルさ」


その美しさが、本当のAETHOSの魅力ではないでしょうか。


どうですか?

ほしくなってきましたか?



【TARMAC SL7の方が売れています!が・・・】

ここまで熱弁しておいて、これまでの当店での販売実績ではTARMAC SL7の方が圧倒的人気で、売れに売れています!

多くの方が「レーシングカー」に憧れるお気持ちがうかがえます。

↑店主もTARMAC SL7です

しかし、また違った視点でロードバイクの魅力を考えた際には、

このAETHOSの魅力に気が付いていただけるのではないでしょうか!?

実際に、2022年の夏以降はAETHOSが当店でもご納車が増え始めました。(2023年2月追記)

他社にはないコンセプトで、レース派ではない一般ライダーの皆様に、受け入れられ始めているのかもしれませんね。

構造は一見古くさくみえますが、まったく新しいコンセプトのバイクであり、これから多くの方に選ばれるバイクになっていくことでしょう。


常に新しい時代を切り開いてゆくスペシャライズド。

なんて魅力的なのでしょうか。