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Egypt𓁼 Farafra white desert tour

2018.01.23 13:11

エジプトで1番思い出に残った、白砂漠ツアー。


この場所で見た地上までびっしりの満天の星空、地平線に沈む夕日のような月。どこまでも続く砂漠だからこそ、見ることのできた光景。


普段、私は多くの神秘的な自然の現象を日頃から見逃しているんだとここへ来て知る。


エジプトの首都カイロから4〜5時間でバフレイヤへ、それから更に2時間かけてやって来た白砂漠には、石灰岩で出来た不思議な形の岩たちが。その景色はまるで月に辿り着いたかと思うほど!ムーンプラネットとも呼ばれているらしい。


岩が白いのは、昔この場所は海の底で、珊瑚などの死骸が積もって固まり、数千年かけてこのよつな形になったらしい。


この白砂漠で一夜を過ごす。

慣れた手つきで、料理を作るモハメド君

砂漠で頂いた、ご馳走は今でも思い出の味*


エジプト料理は日本人の口にも合うので私もすっかりお気に入り。イスラム教のエジプトは、お肉は主にチキン、ラムなど。野菜はキュウリとトマトをハーフであえたサラダやナスのペーストなどがポピュラー


中東といえばミントティー、シーシャと一緒に食後のティータイム。ナツコと私とモハメド君、同世代だったこともあり親近感。ケラケラ笑い話をしてすっかり仲良しに。


お砂糖大好きなエジプシャンの方たち。ノーシュガーなんてありえない!日本人はクレイジー!と言われるほど。笑


星がだんだん出てきて、写真撮影へ。


生まれて初めて見た、水平線に沈む月。

夕日のような星空の中で沈む月はとても不思議。


フェネックの足跡を発見。遠くで鳴き声も聞こえる


"昔は多くのツアー客がいてエサを食べに来ていたけど今はツアーも減ってフェネックの数もだいぶ減ってしまって、彼らは今とてもハードライフなんだ"とモハメド君。

今日はここでおやすみなさい。


モハメド君は車で就寝

私とナツコふたりだけの砂漠ナイト


この時期(11月)のエジプトの砂漠の夜はとっても寒かった。


寒い砂漠に備えてあらかじめ現地調達していた服をフル装備で着て、毛布に包まって凍えながら寝た(寝袋が用意されてた事に朝起きて気がつく笑)


物音ひとつない静かな砂漠、満点すぎる星空、たまに聴こえるフェネックの鳴き声に。こんな不思議な空間にいたなんて。


早朝、温かいコーヒーとパンをいただいて

朝日を拝める。


白い岩に太陽が照らされて、とってもキレイ!



地球に帰りたくないと思う、この別世界


"前は日本のお客さんがたくさん来てくれていたから、日本語も少しできるんだよ!今は日本人が来なくなってしまって寂しい。なぜかわからない"と話す彼。


日本から見るエジプトは今、治安が悪くなってしまって直行便も一時期ストップしていたりで(2017年秋から再開したらしい)みんな来なくなってしまったんだよと説明する。私たちがエジプトにいる間も、南シナ海の方でモスクを狙った大きなテロがあって、色んな人から心配の連絡がきた。


テロがあった事も、日本からの連絡で知ったくらい国内は特に変わった様子はなかったけど、身近に起こった出来事だったので、私たちも気をつけようねとモスクや検問、政府関係の建物、人混みには近づかないように気をつけた。


こんなに素敵な場所だから、みんなにいつか行って欲しいと思う場所だけど100%安全!とゆう保障はもちろんまだできずで、もどかしい気持ち。


日本にいて平和ボケしてしまうけど、世界はまだ、平和ではないんだと身をもって実感した。



自然の侵食によって作られた岩は不思議な形ばかり。有名なチキンマッシュルームも発見!


ちなみに、白砂漠に行くまでの道に、


クリスタルマウンテン

黒砂漠


私たちは時間がなくて行けなかったけど、温泉もあるらしい。なんて最高なんだ!エジプトの砂漠


モハメド君、ありがとう!

最後、モハメド君のお姉さんのお家にお邪魔してエジプト風のおやつをいただいた。


焼きそばのような硬めの麺を卵と甘く炒めたスイーツ。今まで食べたことのない不思議な食感

エジプトでは、定番のおやつらしい。


移動が多かったエジプトだったけど、最後に白砂漠を見て帰ろうと決めて大正解


素敵なエジプト旅の締めにぴったりな、最高の場所だった*


今まで想像でしかなかった場所だったけど、自分で足を運んで知れたエジプトに感動!


ピラミッドや遺跡、まだまだ書きたいことがたくさんあるから、忘れないうちに記録しておかなくちゃ。


おまけ

星空撮影でライト遊び